結局のところ、ボルティモア・レイブンズのスタータイトエンド（TE）マーク・アンドリュースのシーズンは正式には終わっていないのかもしれない。

ヘッドコーチ（HC）ジョン・ハーボーによると、足首を検査した結果、アンドリュースがある時点で復帰を果たす“わずかな可能性”があるという楽観的な見通しが得られたという。

現地20日（月）、ハーボーHCは「まだはっきりと決まったことは何もないが、チームのトレーナーやドクターと話している限りでは、試合直後に心配されていたほどひどいものではなかったというのが私の見解だ」と述べた。

「見込まれていたものよりもひどくなかった。MRI検査の結果から判断すると、想像よりもややクリーンな状態だった。数日以内にシャーロットにいる（ロバート）アンダーソン医師の診察を受ける予定だ。もっと詳しいことが分かるようになるだろうが、彼がある時点で復帰を果たすわずかな可能性は残されているかもしれない。これからどうなっていくかは見ていくしかない。絶対にそうなるとは決して言いたくないが、楽観的な見通しはある」

アンドリュースはレイブンズが木曜夜に勝利したシンシナティ・ベンガルズ戦の第1クォーター序盤に受けたタックルで負傷。このとき、ラインバッカー（LB）ローガン・ウィルソンがアンドリュースの脚に着地した。レイブンズは当初、このケガでアンドリュースが今季の残る試合を欠場することになると考えていた。

アンドリュースが今季中にフィールドに戻るためには、レイブンズがポストシーズンを勝ち進んでいくことが必要になるはずだ。8勝3敗でAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区で首位に立っているレイブンズには、少なくともそのチャンスがあると言えよう。

【RA】