ニューオーリンズ・セインツのクオーターバック（QB）兼タイトエンド（TE）テイサム・ヒルは日曜日のカロライナ・パンサーズ戦でプレーしない見込みだと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えた。加えてワイドレシーバー（WR）ラシッド・シャヒード（太もも）も除外される可能性が高い。一方、WRクリス・オレーブ（体調不良）とディフェンシブエンド（DE）キャメロン・ジョーダン（足首）はプレーできそうだとラポポートは言っている。

先週の試合で複数のケガをした先発QBのデレック・カーはすでに脳振とうプロトコルをクリアしていて、日曜日に先発する準備はできているが、足と左手を負傷しているバックアップのヒルはいない。ヒルは今週ずっと練習には参加しておらず、当初のステータスはクエッショナブルとなっていたが、シーズン第14週は欠場することになりそうだ。

今シーズンのヒルは半分の試合で先発していて、QBを含めて複数のポジションに入って346ランヤード、229レシーブヤード、72パスヤードとゲームのあらゆるエリアで貢献している。タッチダウンは6回挙げており、そのうち4つはグラウンドでのものだ。もう1人、先発TEユウォン・ジョンソンも大腿（だいたい）四頭筋のケガでクエッショナブルだが、彼のゲームステータスは明らかになっていない。

それでも、体調不良として故障者報告に載り、現地7日（木）と8日（金）の練習を欠席していたオレーブが出場できる見込みのため、カーはパンサーズ戦でトップワイドレシーバーを武器として使えることになる。一方で、同じく太もものケガで今週ずっと練習を休んでいたシャヒードはプレーできそうにない。

ディフェンスのベテランリーダーであるジョーダンは足首のケガで6日（水）の練習は欠席したが、続く2日間は制限付きで参加し、試合には出られそうだ。

セインツとパンサーズは日曜日にニューオーリンズで対戦することになっている。

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