現地7日（日）、シーズン第18週として2023年レギュラーシーズン最終戦が行われ、NFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）のプレーオフに進む7チームが確定した。

三つ巴のNFC南地区タイトルを獲得したのは・・・
AFCのポストシーズンの顔ぶれが出揃う

グリーンベイのジョーダン・ラブ時代はプレーオフ進出という幕開けを遂げる。

クオーターバック（QB）ラブがグリーンベイ・パッカーズ史上初となる先発1年目のプレーオフを決めた。パッカーズは今季最終戦でシカゴ・ベアーズと対戦し、17対9で勝利、プレーオフ進出条件だった勝ち星を手に入れている。

戦績9勝8敗と不安定なシーズンだったものの、終盤に3連勝を達成してポストシーズンのチケットを確保。ヘッドコーチ（HC）を務めるマット・ラフルアーにとっては5シーズンで4度目のプレーオフ進出となるが、アーロン・ロジャースを先発クオーターバックとしないのは今回が初めてだ。

昨季はシーズン第18週で敗れてポストシーズンを逃したパッカーズにとって今季の大きな違いは当然ながら司令塔にある。

2022年シーズンはロジャースの栄誉に満ちたパッカーズ在任最後の1年として永久に記憶されるだろうが、今季は今季としてラブの新時代到来として人々の記憶に残るだろう。

ラブの成長はパッカーズをプレーオフに導き、前任者のロジャース同様に、宿敵シカゴ・ベアーズを圧倒している。ラブはベアーズ戦の2試合に先発して2勝0敗、パッカーズのチーム戦績ではこのライバル対決に10連勝を遂げている。

3勝6敗の出だしでつまずいたパッカーズが奮起し、プレーオフに戻ってきた。

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