シンシナティ・ベンガルズが攻撃コーディネーター（OC）ブライアン・キャラハンの後継者を探し回る必要はなかった。

今季にベンガルズのクオーターバック（QB）コーチだったダン・ピッチャーが、チームの新しい攻撃コーディネーターとして雇われることになったと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地24日（水）に報じている。

前OCのキャラハンがテネシー・タイタンズのヘッドコーチ（HC）職を引き受けたため、ピッチャーが後任となる。

ベンガルズにとっては当然の選択だが、ピッチャーはベンガルズ以外のチームであるカロライナ・パンサーズ、ラスベガス・レイダース、ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューオーリンズ・セインツから攻撃コーディネーターの採用面接依頼を受けており、一抹の不安がないわけではなかった。

しかし、ピッチャーはベンガルズのホームであるクイーンシティにとどまり、今シーズンを手首の負傷と故障者リザーブ（IR）行きで終えたQBジョー・バロウの復帰に向けて、安定性をもたらすことになる。

ピッチャーは12シーズンにわたってNFLのアシスタントを務め、うち8シーズンはベンガルズで過ごしていた。

ピッチャーは今後、ザック・テイラーHC率いるオフェンスのコーディネーターとして次のステップに進むことになる。

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