“ハリウッド”がカンザスシティに向かうようだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが現地14日（木）の夜に報じたところによると、ワイドレシーバー（WR）マーキス・ブラウンがカンザスシティ・チーフスと1年最大1,100万ドル（約16億3,186万円）の契約を結ぶという。

“ハリウッド “の愛称で知られるブラウンにとっては、完ぺきな行き先だろう。アリゾナ・カーディナルスを後にするブラウンは、チーフスに最近欠けていたビッグプレーができるワイドアウトとして、クオーターバック（QB）パトリック・マホームズと連覇中のスーパーボウルチャンピオンに貢献することを望んでいる。

チーフスは昨季、2年連続のロンバルディトロフィ獲得を達成。しかし、以前までのチーフスの栄光とは異なり、ビッグプレーの欠如やパスの落球など、ワイドレシーバー陣の不振が大きく影響して、マホームズ率いるオフェンスは失速していた。

これらの問題を少なくとも軽減することが、ブラウンに期待されている。

実績を見る限り、マホームズのオフェンスオプションは即座に向上するはずだ。急成長中のラシー・ライスとブラウンはチーフスのトップのワイドアウトオプションとして機能し、タイトエンド（TE）トラビス・ケルシーが、スーパーボウルMVPのマホームズのナンバーワンターゲットとして確固たる地位を築いている。

【KO】