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ドルフィンズがCBフラーと2年最大24億円の契約で合意

2024年03月15日(金) 15:24

ケンドール・フラー【NFL】

2024年のフリーエージェント(FA)に残っている中でトップのコーナーバック(CB)が、新しいホームを見つけた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話として報じたところによれば、CBケンドール・フラーがマイアミ・ドルフィンズと2年最大1,650万ドル(約24億5,122万円)の契約に合意したという。

29歳のフラーの契約総額が、現在のフリーエージェント市場におけるコーナーバックについて、すべてを物語っている。ジェイロン・ジョンソンがシカゴ・ベアーズと再契約(4年総額7,600万ドル/約112億8,729万円に調整)した時点で、フリーエージェントに残っている中で最高のコーナーバックのフラーは、年俸最大825万ドル(約12億2,519万円)を獲得する予定だ。この数字は、同じく2016年ドラフト組のジャレン・ラムジーの平均年俸を1,200万ドル(約17億7,969万円)近く下回っているだけでなく、フラーがワシントン・コマンダースでの最終シーズンで受け取る予定だった基本年俸にさえ及ばない。コマンダースが新体制を確立する中で、フラーは29歳を迎えた1カ月後にフリーエージェントとなった。

フラーの年齢を踏まえれば、フラーに対して大金を持ちかけるチームがなかったのも無理はない。しかし、コマンダースの惨憺(さんたん)たる守備陣がフラーに残した悪い印象を払拭するためにも、フラーはコマンダースを離れて、より評価の高いディフェンスでの新しいチャンスが必要なのだろう。ドルフィンズではラムジーとともに非常に才能豊かなセカンダリーでプレーすることになり、明るいスポットライトの中で重要なプレーを見せるチャンスに恵まれるはずだ。

【KO】