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ペイトリオッツが選手人事部門執行副社長にエリオット・ウルフを正式指名

2024年05月12日(日) 09:02


ニューイングランド・ペイトリオッツのエリオット・ウルフ【AP Photo/Michael Conroy】

現地11日(土)、ニューイングランドにおけるエリオット・ウルフの役割が明確になった。

ニューイングランド・ペイトリオッツがウルフを正式に選手人事部門執行副社長に指名。チームによると、ウルフはこの座に就き、人事部門全体の指揮、サラリーキャップの管理、53名のロースターの管理などを担当するという。

ウルフは2月上旬に採用された時点でペイトリオッツのロースターを担当すると予想されていた。ヘッドコーチ(HC)を務めていたビル・ベリチックが去った後のペイトリオッツにはジェネラルマネジャー(GM)という肩書きを持つ者はいないが、ウルフの役割にはジェネラルマネジャーと同じ職務が含まれる。

チーム公式サイトによると、ペイトリオッツのロバート・クラフト会長兼CEOは「オフシーズン中に何度も申し上げたように、エリオットとジェロッド(メイヨ)の仕事上の関係と関わりを観察し、彼らがオフシーズンの人事決定をどのように管理するかを見ることを計画していた。そして、ドラフトを終え、正式に人事部門の恒久的な体制を整えるためのプロセスを開始することになった。私はエリオットの管理スタイルと経験に感銘を受けており、彼がこの新しいポジションを引き受けることに同意してくれて興奮している」と述べたという。

ペイトリオッツは2024年NFLドラフトの全体3位でクオーターバック(QB)ドレイク・メイを指名し、1年目のヘッドコーチであるジェロッド・メイヨの下で新たなスタートを切ったことをさらに印象づけた。ペイトリオッツは残っていた7つの指名権のうち6つを攻撃選手に費やし、2巡目ではワイドレシーバー(WR)ジャリン・ポークを獲得している。

ウルフは「ニューイングランド・ペイトリオッツでこのポジションを引き受けることができて光栄だ」と述べ、「このような機会を与えてくれたクラフト家に感謝するとともに、私が新しい職務に就くにあたって支えてくれた家族、特に妻と子どもたちにお礼を言いたい。また、長年にわたって共に働き、学ばせていただいたすべての方々にも感謝したい」と続けた。

【RA】