体操選手のシモーネ・バイルズが再びオリンピックの舞台に立つとき、その夫であるジョナサン・オーウェンズは大舞台に立つ妻を現地で見ることができる。

バイルズは現地6月30日（日）に行われた全米オリンピックトライアルで優勝し、パリ大会への出場権を獲得。スター体操選手であるバイルズは『USA Today（USAトゥデイ）』のナンシー・アーマーに対し、シカゴ・ベアーズがセーフティ（S）オーウェンズにオリンピック観戦のためにトレーニングキャンプを欠席する許可を与えてくれたと明かしている。

「実は、ベアーズがトレーニングキャンプを2、3日休む許可を与えてくれたから、彼は会場に来てくれるの。ほんの少しだけね」とバイルズはコメント。

2020年から交際していたバイルズとオーウェンズは昨年に結婚し、ヒューストン郊外に家を建てているところだ。今回はオーウェンズが初めて直接的に観戦できるオリンピックとなる。2021年に行われた東京大会では、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に関する厳密な規制により、オーウェンズは参加できなかった。

オーウェンズはグリーンベイ・パッカーズでの1シーズンを経て、今オフシーズンにベアーズと2年契約を締結。現在28歳のオーウェンズはパッカーズに移籍する前に4シーズンにわたってヒューストン・テキサンズでプレーしていた。

ベアーズのベテラン選手たちは7月19日（金）にトレーニングキャンプに集合する。また、ベアーズは8月1日（木）にオハイオ州カントンで実施されるテキサンズとのホール・オブ・フェイム・ゲームに出場する予定だ。

体操女子アメリカ代表がオリンピックで最初に臨むのは7月28日（日）に行われる予選だ。団体決勝は7月30日（火）に行われる。バイルズが優勝候補の1人として期待されている女子個人総合決勝は8月1日（木）に実施される予定だ。

「私たちのスケジュールが合うことはあまりないから、お互いの応援のために駆けつけられるときはいつでも、ものすごくワクワクするわ」と語ったバイルズは「だから、スケジュールが合うときは、応援のために駆けつけることがお互いにとって本当に大切なの」と続けている。

【RA】