ダラス・カウボーイズが2024年シーズンの残りの期間でワイドレシーバー（WR）シーディー・ラムを欠場させることを決めた。

カウボーイズが現地26日（木）に、追加の検査を受けた結果、ラムの肩のケガが悪化していることが判明したと発表。今後は治療とリハビリを受ける予定だが、手術の必要はないと見られており、いずれは完治すると予想されている。

ラムはシーズン第9週に敗れたアトランタ・ファルコンズ戦で肩を負傷したが、これまで一度も欠場していない。今季の15試合で、ラムはレシーブ101回（シーズン第17週を迎えるにあたってNFL2位タイ）、1,194ヤード（同3位）、タッチダウン6回を記録した。シーズン第16週に勝利したタンパベイ・バッカニアーズ戦ではキャリア21回目の100ヤード超えを達成。これはフランチャイズの歴史の中で、ジェイソン・ウィッテン、マイケル・アービン、トニー・ヒル、ボブ・ヘイズ（いずれも22回）に次ぐ記録だ。

ラムはカウボーイズの選手として初めて、3シーズン連続でレシーブ100回以上と1,000レシーブヤード以上を記録した選手となっている。キャリア通算レシーブ数が496回のラムは、最後の2試合でレシーブ15回を記録すれば、NFLでの最初の5シーズンにおける最多レシーブ記録を更新することが可能だった。現在、その記録を保持しているのはかつてニューオーリンズ・セインツに所属していたWRマイケル・トーマス（510回）だ。

カウボーイズは敵地で行われるフィラデルフィア・イーグルス戦と、シーズン最終戦としてホームで臨むワシントン・コマンダース戦でレギュラーシーズンを締めくくる。

【RA】