シーズン第17週の試合を前に、イーグルスQBハーツは今も脳しんとうプロトコル中
2024年12月27日(金) 09:32フィラデルフィア・イーグルスとダラス・カウボーイズの再戦には、主要な選手の姿がないかもしれない。
イーグルスのクオーターバック(QB)ジェイレン・ハーツが脳しんとうプロトコルにとどまっていると、ヘッドコーチ(HC)のニック・シリアニが現地26日(木)に報道陣に述べている。イーグルスは後に、ハーツが木曜日の練習に参加していなかったことを明らかにした。
バックアップのケニー・ピケットも肋骨のケガを抱えており、イーグルスはノートルダム大学出身でニューオーリンズ・セインツの先発QBを一度務めたことのあるイアン・ブックを練習生に加えている。
ハーツとピケットの両名が日曜日に組まれているQBクーパー・ラッシュ率いるカウボーイズとの試合に出場できない場合、イーグルスにはタナー・マッキーとブックがいる形だ。
とは言え、ピケットは木曜日の練習にフル参加しており、カウボーイズ戦で十分な健康状態を取り戻せる可能性もある。
ハーツはシーズン第16週にワシントン・コマンダースに敗れた試合の第1クオーターで脳しんとうを発症し、試合から除外された。これを受けて代役に立ったピケットは、ワイドレシーバー(WR)A.J.ブラウンにタッチダウンパスを通し、イーグルスに14対0でのリードをもたらす。ピケットはイーグルスに勝利のチャンスを与えるだけのパフォーマンスを見せ、パス24回中14回成功、143ヤード、タッチダウン1回、インターセプト1回を記録するも、ケガを負ったために、イーグルスはあらゆる選択肢を検討することを強いられた。
ピケットはプレシーズンに接戦になったマッキーとのポジション争いを制し、バックアップの座を確保していた。プレシーズン戦で苦戦したピケットは、ライバルと明確な差をつけられない状態だった。これから数日の間で健康状態が回復すればピケットが先発すると見られるが、そうでない場合は、マッキーがイーグルス攻撃陣を率いることになるかもしれない。
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