トレーニングキャンプを前にQBバロウの楽観的な見方に同調するベンガルズHCテイラー
2026年06月23日(火) 08:55
楽観ムードが漂う季節が到来し、シンシナティでは期待感があふれている。
クオーターバック(QB)ジョー・バロウは最近、2019年に全米制覇を成し遂げた伝説的なルイジアナ州立大学(LSU)時代のチームを引き合いに出しつつ今季のシンシナティ・ベンガルズについて語った。その後、ヘッドコーチ(HC)ザック・テイラーもチームのミニキャンプ終了後に自身なりの明るい展望について発言している。
『Dayton Daily News(デイトン・デイリー・ニュース)』によると、テイラーHCは先週、「やりたかったことはすべてやり遂げた」と振り返ったという。
「インストールはすべて終えた。選手たちはミーティングやウエイトトレーニングを始めた4月下旬からフィールド外で素晴らしい取り組みを見せてくれたし、5月と6月にはフィールドでの練習をすべて遂行できた。目標としていたことはすべて達成できたと思う。コーチ陣もフィールドにいる時間を最大限に活用してくれた。練習計画や反復練習の進め方も素晴らしかったと思うし、チームは良い状態にあり、満足のいく形で締めくくることができたと感じている。あとは選手たちが7月下旬に戻ってくるのを待つだけだ」
ベンガルズには期待が持てる理由がある。一貫性を重視しているベンガルズにはテイラーHCと攻撃コーディネーター(OC)ダン・ピッチャーに加え、攻撃陣の主力選手の大半が残留している。ディフェンシブタックル(DT)デクスター・ローレンスをトレードで獲得し、ベテランディフェンシブエンド(DE)ジョナサン・アレンやDEボイエ・マフェ、セーフティ(S)ブライアン・クックと契約するなど、ベンガルズがオフシーズンに踏み切った補強に満足している様子のバロウは、以前はチームでの将来について前向きながらも曖昧な発言をしていたが、その態度を一転させている。
昨夏はDEトレイ・ヘンドリックソンの長期にわたるホールドアウトへの対応に追われたベンガルズだが、今年はその手の問題を抱えていない。
テイラーHCは「それは素晴らしいことだ」と話している。
「騒動の多くは外部で騒がれているものであって、チーム内部は普段からかなり落ち着いていて、選手たちは自分たちのやるべきことに集中しているものだ。だが、本当にみんなが集中し、しっかり参加し、こちらが求めていたことに取り組んでくれたと感じている。今こそ前に進む時だ」
多くの疑問を抱えたまま新たなシーズンを迎えるのではなく、今季のベンガルズははるかに安定した状態にあるようだ。テイラーHCによれば、新加入選手たちも順調にチームへ溶け込んでいるという。
「多くの選手たちに2年目の成長が見られたと思う。このシステムで2年目を迎えたことでの成長だ。私たちが大きな期待を寄せている、残留した選手たち全員からそうした姿が見られたのは素晴らしいことだ」と語ったテイラーHCはこう続けている。
「新加入の選手たち、つまりフリーエージェントで獲得した選手たちがもたらしてくれたリーダーシップは、実に素晴らしいものだったと思う。彼らは飲み込みが早いし、多くの試合を経験してきたからこそ状況をよく理解している。だから、守備陣におけるチームワークやコミュニケーションがものすごく向上したと感じているし、それは本当に喜ばしいことだ」
近年のベンガルズを巡る最大の懸念は、守備陣が役割を果たせないことと、バロウの健康状態に集中していた。バロウは昨季もケガに見舞われ、シーズンの大半を欠場。復帰した頃には、奇跡的な巻き返しでプレーオフ進出を果たすことなど、ほぼ不可能な状況となっていた。
健康状態は決して保証されないものの、選手人事担当ディレクターのデューク・トビンは積極的な守備陣の補強によって、長年続いていたもう一つの問題にようやく答えを出したようだ。少なくとも戦力上、ベンガルズはついにプレーオフに返り咲き、第56回スーパーボウル進出後に期待されていたレベルに戻る態勢が整ったように見える。
幸いなことに、第61回スーパーボウルの開催地も同じロサンゼルスだ。オフシーズンの取り組みが来年2月にベンガルズを再び南カリフォルニアへと導くのに十分だったかどうかは、いずれ分かるだろう。
【RA】



































