ライオンズCBアーノルドが暴行事件を主導した疑いで起訴、週明けの審問まで身柄拘束へ
2026年06月26日(金) 10:46
デトロイト・ライオンズのコーナーバック(CB)テリオン・アーノルドが、自身の所持品を盗んだと考えた3人を監禁し、拳銃で殴る事件を主導したとして、現地25日(木)にフロリダ州で起訴された。有罪となれば終身刑が科される可能性もある。
裁判記録によると、この事件で起訴された他の2人はすでに罪を認め、タンパ地区の捜査当局によるアーノルドの立件に協力することで合意している。
タンパ警察のリー・バーコー署長は「有名人だからといって刑事責任を免れることはない。われわれは正義を追求し、犯罪者の責任を追及する」と述べた。
警察によると、2月4日にタンパ市内のアパートで10代後半の男性3人が銃を突きつけられ、暴行を受け、拳銃で殴られた上、金品を奪われたという。事件の3日前には、タンパから西へ約30km離れたラルゴの民泊施設『Airbnb(エアビーアンドビー)』で、アーノルドらの所持品約25万ドル(約4,045万円)相当が盗まれたという届け出があった。
捜査当局によると、被害者3人は窃盗事件とは一切関係がなかったという。
警察は23歳のアーノルドについて、一連の事件を主導した中心人物だったとしている。
一方、弁護人のR・ティモシー・ヤンセンはヒルズボロ郡の裁判所で「本人は容疑を全面的に否認している」と述べた。
アーノルドはビデオ通話を通じて短時間出廷し、裁判官から誘拐、銃器を用いた強盗、共謀の罪で起訴されたことを告げられた。水曜日に当局へ出頭しており、少なくとも週明け月曜日の勾留審問までは拘束される見通しだ。
アーノルドが所属するマネジメント会社『EAG Sports Management(EAGスポーツ・マネジメント)』のCEOを務めるデニス・ホワイトは、アーノルドに対する「信頼できる証拠は何一つない」と主張し、証拠は刑を軽くしてもらう動機を持つ人物らの証言にすぎないとしている。
この事件では少なくとも7人が起訴されており、その中には水曜日に罪を認め、捜査に協力している2人の女性も含まれる。裁判記録によると、19歳のジャスミン・ランダッツォ被告には、誘拐、共謀、銃器を用いた強盗の罪で禁錮4年の判決が言い渡された。
被害者らは警察に対し、アーノルドの友人にアパートへ誘い出された後、銃を突きつけられて暴行を受け、その様子はリアルタイムでアーノルドへ共有されていたと証言している。警察によれば、アーノルドはグループチャットで指示を出し、その後アパートにも姿を現したという。
州検事のスージー・ロペスは「自ら法を執行する権利は誰にもない。所持品がなくなったことを巡る争いであっても、誘拐や暴力、報復が正当化されることはない」と述べている。
アーノルドはアラバマ大学でプレーした後、2024年ドラフトで1巡目指名を受けてNFL入り。昨季はライオンズの選手としてタックル31回、インターセプト1回を記録した。ライオンズとNFLはいずれもアーノルドの逮捕について把握しているとしたものの、コメントは控えている。
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