変化を受け入れ、ファンジオDC率いる守備陣に高い期待を寄せるイーグルスLBバウン
2026年06月26日(金) 11:23
ラインバッカー(LB)ザック・バウンのキャリアの軌跡は、変化が人の能力を最大限に引き出すことを示す好例だと言えよう。
バウンは最初の4シーズンをニューオーリンズ・セインツで過ごし、スター選手としてウィスコンシン大学時代に担っていたのと同じエッジディフェンダーのポジションを担当していた。しかし、フィラデルフィア・イーグルスへ移籍した2024年にインサイドラインバッカーに転向したことにより、バウンは今までにないほど大きな成功をすぐにつかむことになった。
イーグルスでの初年度に一気に重要な存在となったバウンは、NFL屈指の万能なインサイドラインバッカーとしてオールプロのファーストチームに選出され、チームをフランチャイズ史上2度目のスーパーボウル制覇へと導いた守備陣の一翼を担った。チームメイトとしてその成功を支えたネコビ・ディーンは現在、新たな仕事を求めてラスベガス・レイダースへ移籍している。
つまり、またしても変化が訪れたということだ。
チーム公式サイトによると、バウンは最近、「彼が去っていくのを見るのはつらかったけど、旅立ちを見届けられてうれしいし、彼ならどこへ行っても成功すると確信している。心の底から彼に感謝している」と語ったという。
バウンはまたしても変化を受け入れている。そして、今回は自身がメンターの役割を担う番だ。昨シーズンにドラフト1巡目指名を受けた新人のジハード・キャンベルがプロの世界に順応できるよう手助けしたバウンは今後、守備陣の先発組においてキャンベルを相棒として頼っていく必要がある。
キャンベルを支えることについて「そういう小さなことを教えるだけでも(キャンベルや)その成長、発展に大きな影響を与えていると思う。シーズンを通して成長していく姿を見ることができたから、今季の彼が本当に楽しみだ」とバウンはコメントした。
他にも期待すべき理由は数多くある。イーグルスは今オフシーズン、非常に高い実力を持つ(そしてかなり過小評価されている)エッジラッシャーのジョナサン・グリーナードに加え、コーナーバック(CB)リク・ウーレンも獲得した。ウーレンは第60回スーパーボウル制覇を果たしたシアトル・シーホークスを離れ、イーグルスで心機一転を図ろうとしている。
こうした補強により、ベテラン守備コーディネーター(DC)ビック・ファンジオは再び相手オフェンスに対して自らの戦術を存分に発揮するための戦力を手に入れた。バウンによると、2026年シーズンに守備陣はさらにレベルアップする見込みだという。
バウンはファンジオDCについて「彼は今年、さらに上のレベルへ引き上げてくれていると思う。独自のスキームについても、彼は絶えず発展させ、調整し、変化させ続けている」と語った。
新たに加わった選手や若手選手たちは、この守備の名将が用いる戦術を習得するため、トレーニングキャンプでスポンジのように何でも吸収する必要がある。それさえできれば可能性は無限大だとバウンは考えている。そして、バウンこそがその舵取り役となるかもしれない。
「彼は厳格で、昔ながらのフットボールコーチだ」と言うバウンは「学ぶ意欲があり、彼の言うことに耳を傾ける気があるなら、それは自分にとって大きなプラスになる。そして、それはこの守備陣にとっても本当に良い影響をもたらしていると思う」と続けた。
【RA】



































