ニュース

QBストラウドは昨季に「大きな進歩」を遂げ、現在も成長し続けているとテキサンズOCケイリー

2026年06月27日(土) 08:57

ヒューストン・テキサンズのC.J.ストラウド【AP Photo/Ashley Landis】

ヒューストン・テキサンズの2025年シーズンを振り返るとき、多くの人がディビジョナルラウンドでの悪夢のような結末を思い出すかもしれない。

その惨劇の中心にいたクオーターバック(QB)C.J.ストラウドは、マサチューセッツ州でニューイングランド・ペイトリオッツに28対16で敗れた試合で4回のインターセプトを喫した。この散々な試合内容によってストラウドに対する外部の評価は決定づけられてしまったが、テキサンズの攻撃コーディネーター(OC)ニック・ケイリーはまったく異なる見方をしている。

ケイリーOCはストラウドが忘れてしまいたくなるような結末を迎える前に大きな進歩を遂げたと考えており、2026年にはさらに良いシーズンを送る準備ができていると信じている。

『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』によると、ケイリーOCは「去年、C.J.とオフェンスは大きな進歩を遂げた」と述べたという。

「シーズン開幕からレギュラーシーズン終了まで、私たちは着実に力を伸ばし、週ごとに進歩し続けていた。だから、それをもとにして引き続き成長していくつもりだ。新しい年を迎えている。C.J.はここで素晴らしい仕事を見せてきたし、調子も良さそうだ。集中している」

テキサンズが最終目標を達成するには、ストラウドがフォックスボロでの悲惨な一戦を克服し、2026年にはるかに良いプレーを見せる必要がある。それは決して想像しにくいことではない。テキサンズがすべきことは、2023年シーズンの試合映像を見返して、ストラウドの潜在能力を再確認することだけだ。

テキサンズはストラウドをより好ましい環境に置くことも必要かもしれない。これまでにもその点に取り組み、ランニングバック(RB)デビッド・モンゴメリーやタイトエンド(TE)のフォスター・モロー、マーリン・クラインを獲得した。その目的はただ一つ、より効果的なランゲームを確立することだ。

昨シーズンのテキサンズ攻撃陣にはその要素が欠けており、ストラウドに過度な負担がのしかかったことがオフェンス全体の低迷につながった。テキサンズは2026年に同じ結果を繰り返さないよう、まずはケイリーOCのアプローチから改善を図っている。

「常にバランスを重視したいが、試合ごとに状況は少しずつ異なる」とケイリーOCはコメント。

「シーズンが進むにつれて、そのバランスをより良く取る方法を見つけられたと思う。だから、その方法を模索し続けていく。バランスとは必ずしもランとパスの比率を50対50にすることではなく、さまざまな選手をどう起用するかということでもある」

前述の補強によってケイリーOCがオフェンスで実現したい戦術への適合度が高まったことで、テキサンズはシーズン開幕から昨季終盤の戦い方に近い形で挑むことができるだろう。リーグ全体で2人のタイトエンドを起用する12パーソネルまたは3人のタイトエンドを配置する13パーソネルへの依存度が高まる中、テキサンズもモロー、クライン、そしてケガから復帰する予定のブレビン・ジョーダンの存在によって、そのトレンドに遅れずについていけるはずだ。

ケイリーOCは「エッジをより強化できる。攻めるエリアに応じて、さまざまなブロッキングスキームを使い分けることもできる。タイトエンドはオフェンシブラインの延長のような存在だ。強固な布陣でエッジを支配できるというのは、常に大きな助けになる」と話している。

同様に、実力があり健康なランニングバックがもう1人加わることも大きな助けとなるだろう。ジョー・ミクソンの負傷離脱は2025年シーズンを通じてテキサンズに大きな打撃を与えていた。モンゴメリーの加入は、昨季序盤にテキサンズのオフェンスを苦しめたその流れを食い止めることにつながるはずだ。

とはいえ結局のところ、テキサンズ攻撃陣がどこまで力を発揮できるかは、ケイリーOCが自身の役割をどれだけ遂行できるかにかかっている。ケイリーOCが成功を収めれば、テキサンズのフランチャイズクオーターバックになれることを証明するために好成績を収める必要があるストラウドも同様に成功できるはずだ。

幸いなことに、チーム内には楽観的なムードが広がっている。

「こうした練習の積み重ねは選手だけでなくコーチにとっても非常に貴重なものだ」とケイリーOCは強調し、次のように続けた。

「まずは私自身だ。この春は充実した時間を過ごせたし、今後も成長し続け、貪欲さを持ち続け、トレーニングキャンプを通じて前進しながら成長していきたい。それは選手たちに伝えていることと変わらない。ただひたすら努力を続け、その過程で自分自身に正直でいることが大事だ」

ケイリーOCは自分自身に正直でいるしかない。多くの人の仕事がその結果にかかっている。

【RA】