“ロッカールームのガン”との評判に疑問を呈する新加入のビルズSガードナー・ジョンソン
2026年06月27日(土) 11:07
セーフティ(S)C.J.ガードナー・ジョンソンの評判は、良くも悪くも一人歩きしている。
本人もその事実を認識しているが、この4シーズンを毎年異なるチームで過ごした後、バッファロー・ビルズに加入したガードナー・ジョンソンは、自分はただ誤解されているだけだと考えている。
『The Athletic(ジ・アスレチック)』のインタビューに応じたガードナー・ジョンソンは「俺がロッカールームをむしばむガンだという説がある。そんな話はいつ出てきたんだ? ヒューストンの後か? スーパーボウルで負けた後はどうだ? スーパーボウルで勝った後はどうだった? よく調べてじっくり考えてみたときに、俺がどこでガンだったって言うんだ?」と語った。
「ばあちゃんにはいつも“生意気になるには忍耐が必要だ”と言われていた。まさにその通りだ。俺は十分に忍耐強かったおかげで結果に恵まれ、スーパーボウル制覇を果たせた。それが俺の究極の目標だ」
「この業界からは何度も不当な扱いを受けてきたからもう・・・他のやつらのことなんて見ていない。自分自身に目を向け、どうやって影響を与えられるかを考えている。チームの元へ行き、プレーを決めるだけだ」
ガードナー・ジョンソンはNFLでの7シーズンで多くの活躍を見せており、通算でインターセプト20回、パスディフェンス55回、タックル370回、サック7回、フォースドファンブル3回を記録してきた。それにもかかわらず、2021年シーズン終了後にニューオーリンズ・セインツを離れてから、毎年のようにチームを転々としている。
フィールド内外を問わず激しい闘志を燃やす優秀な選手として知られているガードナー・ジョンソン。ニックネームの“シーディ・デュース”はフィールド上で見せるもう一つの顔を表しており、その姿は相手選手を苛立たせ、実績以上に目立つものとなっている。
それこそがさまざまなチームを渡り歩くことになった理由だ。そして、ガードナー・ジョンソンが加入したチームはたびたびプレーオフ進出を果たしている。
ガードナー・ジョンソンは2022年シーズン、フィラデルフィア・イーグルスの先発選手だった。イーグルスはその年の締めくくりとして臨んだ第57回スーパーボウルで敗れている。デトロイト・ライオンズで過ごしたシーズンをケガで早々に終えた後、2024年にイーグルスに戻ったガードナー・ジョンソンは、そこでスーパーボウル制覇を経験した。
2025年シーズンにはヒューストン・テキサンズからシカゴ・ベアーズに移籍。ガードナー・ジョンソンはテキサンズのジェネラルマネジャー(GM)の友人と口論になったことが原因で放出されたと主張している。ベアーズではチームのディビジョナルラウンド進出に貢献する中で、11試合に出場してインターセプト2回、タックル51回を記録した。
そのような活躍を見せた選手であれば複数年契約を勝ち取ってもおかしくないが、ガードナー・ジョンソンの場合はそうではない。複数のチームが彼を起用してきた状況を踏まえると、ガードナー・ジョンソンに最も適しているのは短い契約期間で高い価値を発揮する傭兵のような役割なのだろう。
「俺は爆竹みたいな存在だけど、これまでの実績を見てほしい。法的なトラブルに巻き込まれたことは一度もないし、人に危害を加えたこともない」と強調したガードナー・ジョンソンはこう続けた。
「だけど、これまでの人生でキャプテンになったことは一度もない。周りには“正しい方法でみんなを率いなきゃいけない”と言われる。俺にとってそれは勝つことだった」
「このリーグにはキャプテンがたくさんいる。これははっきり言っておきたいんだけど、中にはジャージーの売り上げのためだけに存在しているようなキャプテンもいる。ついていこうと思えないキャプテンなら、今すぐ3、4人挙げられるぜ。自分自身を信じていないやつを、なんで支持しなきゃいけないんだ? これまでたくさん見せかけのキャプテンの下でプレーしていたけど、その度に“あいつが俺のリーダーだ!”って無理やり思わなきゃいけなかった」
「俺はフィールドでの行動でチームを引っ張っていく。“C”マークが俺をそうさせるわけじゃない。サイドラインで俺に近づいてきた人に“君のプレーが必要だ”と言われただけで、自分が知るべきことはすべて分かるからだ」
ガードナー・ジョンソンは自身の評判をよく理解している。ビルズはそれに妨げられることなく起用を試みる最新のチームとなったが、ガードナー・ジョンソン本人は自身が他の選手より危うい立場にいることも分かっている。そして、その現実が彼を突き動かしているのだろう。
ガードナー・ジョンソンはビルズがスーパーボウル制覇を目指すチームに自分を迎え入れてくれたことについて「身が引き締まる思いだ。謙虚でいなければならない」と話し、次のように続けている。
「感謝しなきゃいけない。だって、どうなるかは分からないし、状況は一変するかもしれないだろ! 彼らがここでオフシーズンをどう過ごしたかを見極める必要がある。俺以外はみんな、いい感じの契約を結んだ。これは組織を批判しているわけじゃない。むしろ、他のやつらが手にしたものを獲得するチャンスを俺にも与えてくれたんだ」
「俺は次の3回のスーパーボウルのうち2回を制覇するつもりだ。どうやって? 俺がどこに来たのかを見てみろ。誰が俺のクオーターバックなのかを見てみろ。もし俺に本気で戦えるチャンスがあるなら、もう勝負は決まっている」
【RA】



































