スティーラーズはQB4人体制を維持? ルドルフ高評価で混戦模様のQB陣
2026年08月11日(火) 05:01
ピッツバーグ・スティーラーズが今月下旬に最初の53人ロースターを決める際、クオーターバック(QB)4人を残す可能性が日に日に現実味を増している。
2026年NFLドラフト3巡目でドリュー・アラーを指名し、最後の挑戦に臨むアーロン・ロジャースが復帰したことで、スティーラーズのQB陣はベテランのバックアップQBメイソン・ルドルフ、2025年ドラフト6巡目指名のウィル・ハワードを含む4人体制となった。オフシーズンを通じて問われてきたのは、チームが4人全員を残すのかということだ。珍しい選択ではあるものの、前例がないわけではない。
指揮官のマイク・マッカーシーHC(ヘッドコーチ)が最近、ルドルフを絶賛していることを踏まえると、4人全員がロースター入りするとの見方が強まっており、先週にはルドルフについて『Pittsburgh Post-Gazette(ピッツバーグ・ポスト・ガゼット)』を通じて次のように語っている。
「彼にどれほど満足しているか、言葉では言い表せない。彼が積んできた経験は、われわれにとって非常に価値があると思っている。ただ、フットワークは想像していたものとは違った。スローは私が思っていた以上に良かった。QBルームにいる選手については何でもそうだが、実際に隣に立ったり、フィールドで一緒になったりするまでは、それぞれが実際にどんなボールを投げるのかは分からないものだ」
マッカーシーHCの発言に加え、ジェネラルマネジャー(GM)オマー・カーンも司令塔4人を残す可能性を支持していることを考えれば、ルドルフがどこかにいくことはなさそうだ。スティーラーズを長年取材しているベテラン記者のマーク・カボリーはさらに踏み込み、週末に「ルドルフがリリースされたり、カットされたり、トレードされたり、プラクティススクワッドに入れられたりすることはない。以上」と記した。そこまで言うなら、そうなのだろう。
ベテランのバックアップQBを探しているチームとのトレードであれば、ルドルフとの交換でドラフト指名権を得られる可能性はある。しかし、そうなれば42歳のロジャースの後ろに控えるのは、NFLで一度もスナップを経験したことのない2人となる。ピッツバーグとしては、ロジャースが欠場を余儀なくされた場合にシーズンが崩れていくリスクを冒したくはないはずだ。ルドルフは毎週先発を任せられるQBではないかもしれないが、必要に応じて出場した際には十分に役割を果たせることを示してきた。
つまり、ルドルフを放出せず、4月に全体76位で指名したアラーも当然ながら残すのであれば、最終的にはハワードがプレシーズンでロースター入りに値するだけのものを示せるかどうかにかかってくる。チームはオフシーズン序盤にハワードを高く評価していたものの、それでもスティーラーズはアラーをドラフトで指名した。24歳のハワードは手の負傷によってプレシーズンを含む昨季を全休しているが、今後3週間で能力を示せば、ウェイバーにかけたとしても他チームからクレームされずに通過する可能性は低いだろう。
現地13日(木)に挑むグリーンベイ・パッカーズ戦から始まるプレシーズンでのプレーは、QB陣の構成を決める上で大きな意味を持つことになる。若手QBたちに実戦でスナップを経験させる必要がある中で、マッカーシーHCがプレシーズン最初の2試合でロジャースにかなりの出場機会を与えることを検討しているのは興味深いところだ。
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