ドルフィンズのトレーニングキャンプで注目を集める新人WRダグラス
2026年08月14日(金) 09:59
マイアミ・ドルフィンズはいまだにワイドレシーバー(WR)陣の主力選手を見極めようとしている数少ないチームの1つだ。
プレシーズン初戦を目前に控える中、その選手は見つかったのかもしれない。ドラフト3巡目の全体75位で指名された新人WRケイレブ・ダグラスは、トレーニングキャンプで頭角を現しており、近くで見てきた関係者によれば、目立った選手がいない集団で頭一つ抜けているようだ。
『South Florida Sun Sentinel(サウス・フロリダ・サン・センチネル)』によると、タイトエンド(TE)グレッグ・ドゥルシッチはダグラスを“逸材”と呼んでいるという。
ドゥルシッチは「彼はあちこちでプレーを決めている。すごいよ。フィールドの至るところで存在感を示している。彼がいてくれて本当にうれしい」と語った。
新ヘッドコーチ(HC)ジェフ・ハフリーは現地11日(火)、ドルフィンズの最初のデプスチャートを発表し、ダグラスの台頭を正式に認めた。ダグラスはマリク・ワシントンやダラス・カウボーイズに所属していたジェイレン・トルバートと並び、そのリストでトップ3レシーバーとして名を連ねている。
サン・センチネルによれば、ハフリーHCは「時間が経っても一貫している。彼は本当に安定しているんだ。ビッグプレーを見せることもあれば、ボールをキャッチしなければならない場面でミスすることもあるが、それでも彼はおそらくチームで最も安定した選手の1人だ。毎日欠かさず姿を見せてきた。だから、現時点でそう評価されるのは当然だ」と述べたという。
ドルフィンズの状況は他チームと比べるとかなり特殊だ。ドルフィンズは今オフシーズン、ベテランWRタイリーク・ヒルとあっさり決別した後、ヒルの相棒として爆発力を発揮していたジェイレン・ワドルもトレードで手放したため、新加入のQBマリク・ウィリスには、以前とは大きく異なるレシーバー陣が残された。知名度が高い選手としてはトルバートやトゥトゥ・アトウェル、フィラデルフィア・イーグルスに所属していたジェイレン・リーゴーを挙げられるが、いずれの選手も1シーズンで650ヤード以上を記録したことがない。
ドラフト3巡目でダグラスの19人後に指名された新人WRクリス・ベルは、ルイビル大学での最終シーズン中に見舞われたACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂から無事に復帰できれば、チームにインパクトを与えたいと考えている。一方、明確な序列が定まっていない中、ドルフィンズには解決すべき課題が山積みになっていた――そうした中で、意欲にあふれるパスキャッチャーには、自らの役割を勝ち取るチャンスが訪れた。
ダグラスはそのチャンスをつかんだようだ。キャンプではすぐにウィリスと信頼関係を築き、金曜日に予定されているプレシーズンゲームを前に、水曜日に行われたワシントン・コマンダースとの合同練習でも引き続き好調ぶりを見せた。
ウィリスとの連携について「彼がどこに足を運ぶか、どこを見るか、どんな判断をするのか、そういったところを見ている」と語ったダグラスはこう続けている。
「本当に、ボールを見てキャッチするだけ。ずっとこのゲームをやってきた身としては、クオーターバックが投げたボールをキャッチするだけのことだ」
最初のデプスチャートは慎重に受け止めるべきであり、シーズン第1週までに状況が大きく変わる可能性もあるが、それでもダグラスにとっては励みとなる兆候だ。ウィリスとダグラスが今後の数週間で引き続き結果を出せば、現在の評価が持つ意味はさらに大きくなるだろう。
ハフリーHCは「これは始まりにすぎない」と強調し、「チームにもまったく同じことを伝えた。彼らには率直に接したいからね。もし今のデプスチャートで自分の位置を気にしている選手がいるなら、私のところに来て話してほしい。理由を説明することはできると思うからね。それについては3週間後に考えよう」と続けた。≈
【RA】



































