先発争いに敗れたバイキングスQBマッカーシー、ミネソタは「自分がいたい場所」
2026年08月14日(金) 10:39
今週、降格が正式に決まったことで、ミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)J.J.マッカーシーはこの1年間で起きたことを整理しなければならなくなった。
バイキングスのヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルがベテランのカイラー・マレーをシーズン第1週の先発QBに指名した翌日、マッカーシーは報道陣の取材にプロとして応じた。
「当然、競争心のある選手なら誰だってプレーしたいと思っている。でも、これからも努力を続け、自分の出番が回ってきたときに備えておくだけさ」とマッカーシーは話している。
12カ月前、マッカーシーはバイキングスの将来を担う存在と見なされていた。バイキングスはキャリア最高のシーズンを過ごしたUSC(南カリフォルニア大学)出身のサム・ダーノルドをチームにとどめる代わりに、フランチャイズQBになると見込んで2024年ドラフト1巡目で指名したマッカーシーを起用する方針に転じた。
しかし、2025年シーズンには数々の試練があり、シーズン終了時点でマッカーシーの将来は不透明な状況になっていた。バイキングスがフリーエージェント(FA)だったマレーとすぐに1年契約を結んだことは、信頼できる控え選手ではなく、より良い選択肢を求めていたことを示しており、それに続くポジション争いも、マッカーシーが土曜日に行われるニューヨーク・ジャイアンツとのプレシーズン初戦で実力を証明する機会を得る前に終わっている。
水曜日にマッカーシーが語ったように、ポジション争いの結果は“自分の力ではどうにもできないこと”だった。
「今日の暑さのように、自分たちでコントロールできないことは山ほどある。そして、2人(のクオーターバック)のうちどちらを選ぶかを見極めることも、自分ではコントロールできないことの1つだった」とマッカーシーは説明している。
「自分でコントロールできるのは、あらゆる機会を積極的に捉え、最大限に活用することで、それだけに集中していた」
オコンネルHCは水曜日、マレーのプレーを十分に確認したため先発に指名し、レギュラーシーズンに向けてバイキングスの先発組を率いることに慣れる機会を与えることにしたと説明。さらに、マッカーシーはマレーの控えとして引き続き貴重な戦力だと述べ、出番が来たときにいつでも対応できるよう準備を整えておくことを期待していると語った。
それはコーチの定型的な回答にすぎず、マッカーシーにとっては何の慰めにもならないだろう。わずか1年も経たないうちに、自分のものだと思っていた先発の座を逃してしまったのだ。しかし、それがNFLの厳しい現実だ。結果を出せなければ、チームは結果を出せる選手を探してくる。
マッカーシーがこの結果を冷静に受け止めている点は称賛すべきだと言えよう。バイキングスに他チームへの移籍を要求するつもりもないマッカーシーは、次のようにコメントした。
「すでに言った通り、ここが自分のいたい場所だ。このチームにいる一人ひとりのことが大好きだし、この州も、ファンのことも愛している。このチームと組織のために、自分にできることを続けていく」
今のところ、マッカーシーにできる最善のことは、チームメイトを支え、万全の準備を整え、マイクを向けられたときに適切な発言をすることだろう。何しろこのリーグでは、突然フィールドに戻ることになる可能性もあるからだ。
【RA】



































