第60回SBで中立姿勢を示したブレイディとの間にわだかまりなしとペイトリオッツHCブラベル
2026年08月17日(月) 12:25
ニューイングランド・ペイトリオッツのヘッドコーチ(HC)マイク・ブラベルは、元クオーターバック(QB)トム・ブレイディとともにスーパーボウルで3度優勝している。
そんなブラベルは、自身が前回に臨んだスーパーボウルで敗れたことについて、TB12を責めるつもりはないという。
ペイトリオッツがシアトル・シーホークスに敗れた第60回スーパーボウルを前に、ブレイディは「どちらにも肩入れするつもりはない」と発言していた。また、試合前にシーホークスのマイク・マクドナルドHCと話をしていた可能性も指摘されているが、ブラベルはそのいずれもペイトリオッツの敗戦に影響したとは考えていない。
ラインバッカー(LB)としてペイトリオッツでプレーし、ブレイディとともにスーパーボウルを3度制したブラベルは、昨季のスーパーボウル前にブレイディがマクドナルドと話していた可能性は高いとみている。ブレイディはラスベガス・レイダースの少数株主であり、レイダースはシーホークスの攻撃コーディネーター(OC)だったクリント・クビアックをヘッドコーチに迎えているからだ。
2月の試合前にブレイディとマクドナルドが話していたと思うかと『WEEI』の番組『The Greg Hill Show(ザ・グレッグ・ヒル・ショー)』で最近聞かれたブラベルは、こう答えた。
「おそらく話していただろう。彼はマクドナルドの攻撃コーディネーターを雇ったんだから。でも、それが試合に負けた理由じゃない。われわれだって多くの人と話をするし、映像もたくさんある。それが敗因ではない。分からないけど、きっと話はしただろう。彼はマクドナルドの攻撃コーディネーターを雇っている」
スーパーボウルを前に、クビアックがレイダースのヘッドコーチに就任する見込みだと報じられていた。ただし、試合前にブレイディが注目を集めた理由はそれではなかった。
その1年足らず前にジレット・スタジアムの外に銅像が建てられたほど、ペイトリオッツにとってレジェンドであるブレイディは、『SiriusXM(シリウスXM)』のポッドキャスト番組『Let’s Go!(レッツ・ゴー!)』で共同ホストのジム・グレイから、どちらを応援するのかと聞かれても、特定のチームを支持しなかった。
ペイトリオッツの選手としてスーパーボウルを6度制し、タンパベイ・バッカニアーズでも1度優勝しているブレイディは、次のように語った。
「今回はどちらにも肩入れするつもりはない。強い方が勝てばいい」
「ペイトリオッツについて言えば、ニューイングランドでは新しい章が始まっている。みんながマイク・ブラベル体制を受け入れているのはうれしいし、ここまでたどり着くために懸命に努力してきた素晴らしい選手たちもいる。僕たちは20年間それをやってきた。その後しばらく間が空いたけど、ペイトリオッツは戻ってきた。ニューイングランドのみんなにとって、とてもエキサイティングな時期だ」
この発言は、現役や引退したペイトリオッツの選手たちの反感を買った。その後、ブレイディはペイトリオッツのオーナーであるロバート・クラフトとの写真に「7個目のリングを取って、僕たちと並んでくれ」と添えて投稿し、ある程度は発言を修正した格好となった。
それでも、レイダースの少数株主であり、『FOX』で解説者も務めるブレイディに対し、ブラベルがわだかまりを抱いている様子はない。
「トムは今、新しい仕事と新しい役割があることを自分なりに明確にしようとしている。そういうことなんだと思う」とブラベルは話した。
「トムは友人だし、これからもずっと友人だ。元チームメートでもある。ただ、彼自身が今は新しいことをやっているとはっきり示している」
ペイトリオッツがスーパーボウルで敗れてから、2人は話をしたのだろうか。
「スーパーボウルの後? したはずだ。まあ、メッセージではやり取りしたよ」とブラベルは答えている。
ペイトリオッツは9月9日(水)、NFLキックオフゲームで敵地シアトル・シーホークスと対戦し、2026年シーズンをスタートさせる。スーパーボウルの再戦となる一戦だ。その約1カ月後には、本拠地でレイダースを迎える。
ブレイディが最後にペイトリオッツの一員としてプレーしたのは2020年1月4日だが、今後もペイトリオッツの試合前には、その存在が話題の一つになる可能性が高い。
【R】



































