ハムストリング負傷のセインツ新人WRタイソンが2カ月離脱の見込み
2026年08月18日(火) 10:18
ニューオーリンズ・セインツは当面の間、ドラフト1巡目指名選手を欠くことになる。
現地17日(月)、ワイドレシーバー(WR)ジョーディン・タイソンがハムストリングのケガにより約2カ月間離脱すると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロとイアン・ラポポートが報じた。
ガラフォロによると、4月のドラフトで全体8位指名を受けたタイソンは、先週の練習で負傷し、月曜日の診断結果が出る前に複数の医師の診断を受けたという。ヘッドコーチ(HC)ケレン・ムーアは先週、今回の負傷は春に抱えていたハムストリングの問題とは関係ないと述べていた。
ハムストリングの負傷は、プロスポーツでよく見られるケガの中でも特に厄介になりやすく、タイソンが復帰までに長い期間を要する理由もそこにある。さらに気がかりなのは、新人のタイソンが過去に何度もケガに見舞われてきたことだ。
体格に恵まれ、ルートランニング能力と優れた運動能力を兼ね備えていることから、競り合いながらのキャッチや重要な場面で勝負を決める力を発揮してきたタイソンは、最も高い評価を受けているワイドレシーバーの1人として2026年ドラフトを迎えた。しかしタイソンは、ドラフト1巡目指名に値する選手と評価されていた一方で、健康問題が最大の懸念材料と見なされていた。
タイソンは2022年から2025年まで、鎖骨(2024年)やハムストリング(2025年)など、さまざまなケガによって大学時代の全シーズンで試合を欠場しており、膝のケガで1シーズン以上を棒に振ったこともあった。
タイソンはタフさの欠如によって欠場していたわけではない。NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のあるスカウト担当者がドラフト前に『NFL.com』のランス・ジアーレインに指摘したように、タイソンは2025年にテキサス工科大学との試合で2度ハムストリングを負傷しながらプレーを継続し、粘り強く最後まで戦い抜く選手であることを証明。キャッチ10回で105ヤード、タッチダウン1回を記録してアリゾナ州立大学が26対22で勝利するのに貢献した。
とはいえ、健康上の懸念を抱えた状態でリーグ入りした選手が負傷したと知るのは、とりわけ残念なことだと言えよう。
タイソンが10月頃まで離脱する見込みとなる中、キャリア2年目のクオーターバック(QB)タイラー・シャックは、高額契約を結んだクリス・オレーブを筆頭に、デヴォーン・ベレやケビン・オースティンJr.、新人のブライス・ランス、バリオン・ブラウンらで構成されるWR陣とともに戦わなければならない。オフェンスの名手であるムーアHCがこのユニットを指揮しているのは幸運だと言えるが、月曜日のニュースによって、セインツが2026年シーズンに抱いていた楽観的な見通しは弱まることになる。
【RA】



































