チャージャーズCバイダスが練習中にACLを負傷、無期限の離脱へ
2026年08月20日(木) 10:38
ロサンゼルス・チャージャーズのオフェンシブラインがまたしても不運に見舞われた。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートと『ESPN』のアダム・シェフターによると、センター(C)タイラー・バイダスが現地18日(火)に行われたサンフランシスコ・49ersとの合同練習中に左膝のACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)およびその他の部位を負傷し、無期限で離脱することになったという。
バイダスは最適な治療方針を決めるため、別の医師の診察も受ける予定だとラポポートとシェフターはつけ加えている。
バイダスが火曜日の練習中にカートで運び出されたことは、ベテランセンターに悪い知らせがもたらされる可能性を示唆していた。そして水曜日の報道を受け、ウィスコンシン州出身の28歳のセンターには厳しい見通しが示されている。
NFLで6年のキャリアを持つバイダスは、今年3月にチャージャーズと3年3,000万ドル(約47億5,163万円)の契約を結び、長年負傷者に悩まされてきたオフェンシブラインを補強する重要な存在になると見られていた。チャージャーズでは昨シーズン、プロボウル選出経歴を持つレフトタックル(LT)ラショーン・スレーターがトレーニングキャンプ中にシーズン絶望となる膝のケガに見舞われたほか、ライトタックル(RT)ジョー・アルトも足首の負傷が再発したことにより11試合を欠場し、最終的にシーズン終了につながる手術を受けることになった。
オフェンシブラインの戦力が不足する中、スタークオーターバック(QB)ジャスティン・ハーバートは2025年シーズンに孤軍奮闘を余儀なくされた。ハーバートはチームをポストシーズンへと導いたものの、ワイルドカードラウンドのニューイングランド・ペイトリオッツ戦ではオフェンシブラインの脆さが命取りとなり、敗退を喫している。
2026年シーズンを迎えるにあたり、チャージャーズの最優先事項は明白になっていた。それは、オフェンシブラインを強化し、ハーバートにオフェンスを適切に展開させるための時間を与えることだった。
バイダスはチャージャーズが切望していた安定感の象徴としてチームに加入。ダラス・カウボーイズとワシントン・コマンダースで過ごした過去5シーズンで毎年、レギュラーシーズンの15試合以上に出場し、2022年にはプロボウルにも選出されたバイダスは、昨季に先発を務めていたブラッドレー・ボーズマンを上回る戦力になると見られていた。
しかし、バイダスはしばらく遠くから様子を見守ることになった。これにより、チャージャーズは再び代替案への転換を迫られることになる。ジェネラルマネジャー(GM)ジョー・ホルティスが4月のドラフトでフロリダ大学出身のCジェイク・スローターを2巡目で指名し、さらに2人のオフェンシブラインマン(ローガン・テイラーとアレックス・ハーキー)を6巡目で獲得することで最悪の事態に備えようとした点は、評価すべきだと言えよう。
チャージャーズはスローターをはじめとする他のオフェンシブラインマンがバイダスの不在を補うことを期待せざるを得なくなった。攻撃陣のポテンシャルはまたしてもオフェンシブラインのパフォーマンスにかかってくるだろう。
【RA】



































