ニュース

プレシーズンで苦戦が続くタイタンズQBウォード、シーホークス戦でも「チャンスを逃した」

2026年08月25日(火) 11:55

テネシー・タイタンズのキャム・ウォード【AP Photo/George Walker IV】

プレシーズン初戦ほどひどい内容ではなかったものの、テネシー・タイタンズのクオーターバック(QB)キャム・ウォードには新たなオフェンスに慣れるための時間がまだ必要だ。

現地23日(日)に19対16でシアトル・シーホークスに勝利した試合で、ウォードは3回のドライブでパス12回中8回成功、69ヤードを記録し、3点を挙げるのに貢献。この試合でシーホークスは主力選手を休ませていた。

キャリア2年目のウォードは初戦ほどひどくはなかったものの、パスを何度か大きく外し、主にチェックダウンに頼る展開となった。成功した8回のパスはすべて10ヤード以内で、ダウンフィールドへのパス(10エアヤード以上)は4本すべて不成功に終わり、中には思わず顔をしかめたくなるような大きなミスもあった。

チーム公式記録によると、ウォードは試合後に「いくつかのプレー、特にパス攻撃でチャンスを逃してしまったと思う。先週よりは良くなったと思うけど、フィールド後方へのパスを全体的にもっと良くしないといけない」と語ったという。

先週の試合では、2回もターンオーバー寸前となり、多くのパスを外していたウォードだが、今回はパスの精度が向上した。とはいえ、成功したパスのほとんどはオープンなターゲットに向けた短距離のもので、完全にフリーになっていたランニングバック(RB)トニー・ポラードへのスイングパスで稼いだ33ヤードが、ファーストチームのパスによる獲得ヤードの大半を占めていた。ウォードはスクランブル中にボールを奪われ、ターンオーバーしかけたが、幸いにもボールはサイドラインの外へ転がり出た。続くプレーでは、再びプレッシャーをうまくかわし、サイドライン際にいたタイトエンド(TE)グンナー・ヘルムにパスを通したが、ヘルムは両足をフィールド内に残すことができなかった。

ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーは「キャムは今回もボールをしっかり扱えていたし、判断もうまくできていたと思う。ただいくつかのロングパスをうまくつなげられなかっただけだ。だが、全体的にもっと良くならないといけない。オブラートに包むつもりはないよ。もっと成長しなければならないが、同時に、そこから学べることは必ずある」と述べている。

ウォードは先週ほど慌てた様子ではなかったが、難しいパスを成功させる場面もなかった。ウォードがバックアップ選手を相手に平凡なパフォーマンスを見せたのは、合同練習では好調だったという報道があった直後のことだった。

プレシーズンゲームが残り1試合となる中、ウォードは攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・ダボールのオフェンスにおいて、まだ大きく前進することが求められている。ウォード本人は日曜夜、自分が正しい方向に進んでいる気がしていると語った。

ウォードは新しいオフェンスについて「すべてがゆっくり進むようになった」と話している。

「ようやく、あまり多くのことをインストールしなくていい段階に来たと思う。(ダボール)コーチのいいところは、ウオークスルー中に頭の中でプレーを思いつくところだ。俺たちはその場ですぐにプレーを実行する。だから、いざという時に自分たちの実力を存分に発揮するのが楽しみだ」

「でも、OTA(チーム合同練習)ではできないプレーを繰り返し練習できるから楽しい。感覚をつかめるし、彼も俺が何を気に入っていて、何を気に入っていないのかを理解してきている。そうして、いざその時が来たら、選手たちがやりやすいと感じるプレーをたくさんやることになるだろう」

【RA】