NFLとNFLPAが選手の健康と安全に関する5つの重点ルール違反への処分基準を発表
2026年08月27日(木) 11:39
NFLとNFL選手会(NFLPA)が共同声明を発行し、選手の健康と安全に関する5つの重点ルール違反への処分基準について明らかにしている。
NFLとNFLPAはここ数カ月にわたり、フィールド上の違反行為に対するリーグの処分制度を見直すため、共同で作業を進めてきた。現地26日(水)にアトランタで開かれたリーグ会議で各チームに変更内容が説明されている。火曜日には選手代表理事会で選手側のリーダーにも説明が行われた後、変更案が採決された。
目的は明確であり、試合中の単発的なミスを犯した選手を処分するのではなく、選手のケガにつながる可能性が最も高いプレーに重点を置くことで、フットボールをより安全なものにすることだ。
今シーズンから、以下の5つの健康と安全に関するルール違反をこれまで以上に重視する。
・ヒップドロップタックル
・ホースカラータックル
・ローンチング
・無防備な選手へのヒット
・ブラインドサイドブロック
1シーズン中にこれらに該当するプレーを3回行った選手には、1試合の出場停止処分が科される。違反が1回だけだった選手には、シーズン終了後に罰金の50%が返還される。
これらのカテゴリーでの違反歴は翌シーズン以降にも考慮されるが、2026年は全選手が違反歴のない状態からスタートする。また、過去の違反による影響を軽減するための手続きも、従来の制度より明確かつ迅速になる。
選手だけでなく関係者全体で責任を負う体制を強化するため、出場停止の基準に近づいた選手がNFLと面談する際には、コーチも同席することが義務づけられる。健康と安全に関するルール違反が過度に多いチームには、これまで以上に重い金銭的なペナルティーも科される。
さらにNFLとNFLPAは、フィールド上の違反に対する処分への異議申し立てを審理する元選手で構成されたグループに、元ヘッドコーチ(HC)でNFL選手としても9シーズンプレーしたロン・リベラを加えることにした。
また、対象となる上記以外のカテゴリーで違反が1回だけだった選手には、今後、罰金の全額がシーズン終了後に返還される。
今回の仕組みでは、単発的なミスと、選手の健康や安全を脅かす行為を繰り返すケースとを明確に区別する。
選手の安全を守ることは、すべての関係者に共通する責任だ。今回の変更では、選手に最も大きな危険をもたらすプレーに重点を置くと同時に、選手、コーチ、チームそれぞれに責任を求めていく。NFLとNFLPAは、この取り組みによって今後もすべての選手にとって、より安全なフットボールを実現できると考えている。
【R】



































