ファルコンズQBペニックスJr.はプレシーズン最終戦を欠場へ、ステファンスキーHCは先発QBの決定時期を明言せず
2026年08月27日(木) 11:38
アトランタ・ファルコンズのヘッドコーチ(HC)ケビン・ステファンスキーはレギュラーシーズン開幕前にヒントを出すつもりはなく、選手に軽々しく先発の座を与えるつもりもない。
ステファンスキーHC率いるファルコンズでは、シーズン第1週に向けて決断の時が近づく中、トゥア・タゴヴァイロアとマイケル・ペニックスJr.による先発クオーターバック(QB)争いがまだ決着していない。ステファンスキーHCは現地26日(水)に報道陣に対し、ペニックスJr.がプレシーズン最終戦を欠場すると明かした上で、先発QBを指名する時期は未定だと述べ、「今日ではないことは確かだ」とつけ加えた。
「デプスチャートを出さなければならないと言われたらだね。もったいぶっているわけじゃない。私たちはその時点で使える戦力、得ている情報に集中するつもりだ」とステファンスキーHCは話している。
「当然ながら、これは負傷していた選手たちが復帰を目指す中で、チームとして取り組まなければならないことだった。キャンプ開始時にはトゥアが負傷し、その後マイクも負傷して11対11の練習に参加してこなかった。毎日、誰が起用可能かを踏まえて判断しようとしている。良い知らせは、選手たちや彼らが遂げた成長に私がとても満足していることだ」
文字通りの意味でも比喩的な意味でも、行間には何らかの手がかりが隠されているのかもしれない。タゴヴァイロアは先発を任せられると確信させるようなプレーをあまり見せられておらず、プレシーズンでも苦戦しており、チームの問題を解消するどころか、むしろ増やしている状況だ。また、プレシーズン最終戦でもシーズン第1週の先発QBに通常与えられる扱いを受けることなく、クーパー・ラッシュやジャック・ストランドと共に出場する予定となっている。
一方のペニックスJr.は、昨季の8試合で欠場を余儀なくされ、オフシーズンの準備期間の大半を棒に振る原因となった膝のケガからの回復を引き続き目指している。ファルコンズはペニックスJr.に対して特に慎重な対応を続けてきたが、現状を踏まえると、危機感は高まっているようだ。
キャリア3年目のペニックスJr.は水曜日、シーズン第1週の先発に指名された場合に備え、心身ともに準備はできていると報道陣に語った。ステファンスキーHCもペニックスJr.の練習でのパフォーマンスを振り返った際に、楽観的な姿勢を見せている。
ステファンスキーHCは「彼はよくやっていたと思う」とコメント。
「マイクの代弁をしたいわけじゃないが、良い調子だったと思う。よく動けていた。彼は多くの努力を重ねてきたし、センターから離れてパスを投げる姿を見ればそれが分かると思う」
予想されていた通り、ステファンスキーHCはピッツバーグ・スティーラーズとのシーズン初戦に向けて自身の計画を詳しく語ることを避けたものの、ペニックスJr.がフィールド上のパフォーマンスでいくつか重要な基準をクリアしたと感じているとし、今週初めて11対11の練習に復帰したペニックスJr.について、ポケット内での動きとラッシュの回避を主な改善点として挙げた。
そうした課題をクリアしたことに手応えを感じている様子のペニックスJr.だが、金曜日にマイアミ・ドルフィンズとのプレシーズンゲームに出場するのはやや時期尚早だと考えているようだ。
「ああ、今はすごく調子がいい。11対11の練習に参加する許可も得たしね」とペニックスJr.は話している。
「毎日少しずつ良くなってきて、自信もついてきている。今週は出場しない。11対11の練習にはまだ3回しか参加していないからね。でも、体調は本当に良い。この調子でいけば、シーズン第1週に自信を持ってフィールドに立てるよう、メンタル的にもフィジカル的にも必要な状態になれると確信している。健康状態も含めて良い調子だ」
シーズン終了につながったケガからの回復を目指す有力クオーターバックにとって、今夏は興味深いものとなっている。インディアナポリス・コルツQBダニエル・ジョーンズはシーズン第1週に出場できるという自信に満ちあふれた状態でキャンプに合流した。一方、カンザスシティ・チーフスのQBパトリック・マホームズは、シーズン初戦に間に合うよう、着実に復帰に向けて準備を進めている。
ペニックスJr.は長らく、準備が整う見通しが最も不透明な例外的な存在となっていたが、レギュラーシーズン開幕に間に合うタイミングで復帰できる可能性があるようだ。そうなれば、ステファンスキーHCは元ドラフト1巡目指名選手を先発に指名せざるを得ないかもしれない。
【RA】



































