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昨季は健康上の理由で動きが制限されたと語るレイブンズQBジャクソン、「勝つためなら何でもする」

2026年08月28日(金) 11:15

ボルティモア・レイブンズのラマー・ジャクソン【AP Photo/Stephanie Scarbrough】

ボルティモア・レイブンズのクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンにとって、2025年シーズンはNFLで過ごしたそれまでの7シーズンとは異なるものだった。

ジャクソンはケガで4試合を欠場し、レイブンズはプレーオフ進出を逃した。ジャクソンのキャリー数はキャリアで初めて100回を下回り、ラン成績はキャリー67回で349ヤード、タッチダウン2回にとどまっている。

ジャクソンがかなりの期間をケガで離脱し、最後の1カ月になるまで本来の姿を取り戻せなかったことを踏まえれば、成績の低下は必ずしも意外なものではなかった。NFL MVPに2度輝いた経歴を持つジャクソンは現地26日(水)、健康上の問題により自分らしいプレーをすることができず、それが必然的にレイブンズ攻撃陣全体に影響を及ぼしたと説明している。

『ESPN』によると、ジャクソンは「ケガをしたまま走って、ヤードを失ったり、そういうことが起きたりしていたら、チームを良い状況に持っていくことはできなかっただろう。でも、勝つためなら何でもする。それが俺の信条だし、これまでもずっとそうだった」と語ったという。

これは今後の展開を示す兆候でもあるのかもしれない。新攻撃コーディネーター(OC)デクラン・ドイルの下で初めてのシーズンを迎えるジャクソンは、1月に30歳となる。長期的な活躍を最優先とするなら、接触を受ける機会を減らすのが賢明だろう。

レイブンズのプレーコーラーとして初年度を迎えるドイルOCもその点を重視しているようだ。

ESPNによると、ドイルOCは7月下旬に「それは本当に、その週の対戦相手や、何が必要だと考えるかによって変わってくる。ディフェンスを打ち破れる選手がいるのは心強い。だが同時に、その選手がチームにとって最も貴重な存在であることを忘れてはならない。彼を危険な目に遭わせないようにしたい。だから、“ここは彼の力が必要だ”という時もあれば、“もっといいプレーコールができる”という時もある」と述べたという。

ジャクソンはプレシーズンの練習でスクランブルを完全にやめたわけではなく、水曜日に行われたワシントン・コマンダースとの合同練習でも数回走っていた。しかし、元OCグレッグ・ローマンの下でプレーしていたキャリア初期とは異なり、少なくとも現時点ではデザインされたランプレーの頻度は減っている。

ジャクソンをランナーよりもパサーとして活用することに重点を置くのは理にかなっている。ジャクソンはすでにキャリア通算で1,000回以上のキャリー数を記録している一方で、2024年を除くすべてのシーズンで少なくとも1試合を欠場してきた。

レイブンズにとって最も重要な選手として、出場できる状態を維持することは何よりも重要だ。とはいえデュアルスレット能力も、ジャクソンのQBとしての価値を最大限に引き出す上で欠かせないものだと言えよう。

ドイルOCには、そのバランスを慎重に取りながら、相手ディフェンスを翻弄し続けることが求められる。

【RA】