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WRオデル・ベッカムJr.がジャイアンツの53名ロースターに

2026年08月31日(月) 11:05

ニューヨーク・ジャイアンツのオデル・ベッカム【AP Photo/Yuki Iwamura】

ワイドレシーバー(WR)オデル・ベッカムJr.が正式にブロードウェイに戻ってくる。

現地30日(日)、33歳のベッカムがニューヨーク・ジャイアンツの最初の53名ロースターに残った。

33歳のベッカムは2014年NFLドラフトの全体12位で指名を受け、ジャイアンツでキャリアを開始した。2025年シーズン全体をリーグから離れて過ごした後、ベッカムは始まりの地へ戻る。

先週金曜日に臨んだプレシーズン最終戦でニューヨーク・ジェッツに勝利した後、新ヘッドコーチ(HC)のジョン・ハーボーはベッカムがNFLロースターに入るだけの実力があるとの見解を示していた。ただし、ビッグブルーの53名ロースターの1枠を確保したとは話していない。ジャイアンツのナンバー1ワイドレシーバーであるマリク・ネイバースの健康状態が大きな懸念材料となっているのに加え、ワイドアウトのカルヴィン・オースティン三世はシーズン絶望となっており、ジャイアンツのレシーバールームはやや手薄になっている様子だった。ベッカムはジャイアンツでのプレシーズン3試合で好パフォーマンスを見せ、ターゲット13回でキャッチ7回、76ヤードを記録。得点はなかった。

WRルームにはベッカムに加え、ネイバース、新人のマラカイ・フィールズ、ダーネル・ムーニー、ダリウス・スレイトンがいる。ブラクストン・ベリオスはリリースされたものの、シーズン第1週を前に戻ってくる見込みだ。

ベッカムはマイアミ・ドルフィンズに所属していた2024年シーズン第14週以降、NFLの公式戦でプレーしていない。2025年はリーグのパフォーマンス向上薬に関する規定違反で6試合の出場停止処分を受け、チームには所属しなかった。ジャイアンツのシーズン初戦である、9月13日(日)に組まれたダラス・カウボーイズとのサンデーナイトフットボール戦でアクティブになるかが、ベッカムのカムバックストーリーの新たな章の注目すべきポイントとなる。

2014年から2018年にかけ、ベッカムはジャイアンツで3度のプロボウラーとなり、リーグを代表する選手の1人へと成長。2019年シーズンを前に、クリーブランド・ブラウンズにトレードされた。2021年シーズン中にブラウンズからウェイバーにかけられ、ロサンゼルス・ラムズに獲得されている。ラムズの第56回スーパーボウル制覇に一役買ったものの、2022年2月にSoFiスタジアムで実施されたスーパーボウルの試合中にACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を断裂した。

全休してリハビリに専念した2022年にも、チームとの契約の可能性をめぐって注目されていたベッカム。最終的に、2023年シーズンにはボルティモア・レイブンズに加入し、レギュラーシーズン14試合でキャッチ35回、565ヤード、タッチダウン3回をマークしたのに加え、ポストシーズン2試合ではキャッチ4回、34ヤードを記録した。2024年はドルフィンズの一員として9試合の出場にとどまり、キャッチは9回のみだった。

今オフシーズンにジャイアンツと再契約したことで、10年前に華々しい活躍を見せたフランチャイズ、およびファンベースとの再会が実現したものの、それがかなったのはハーボーHCの存在が大きい。ハーボーHCとベッカムはレイブンズ時代に良好な関係を築いていた。ベッカムはこの復帰を“現実とは思えない”経験であり、自分の期待通りだと表現。練習ではワンハンドキャッチも披露しており、ジャイアンツでの栄光の日々での最も印象的なプレーを思い出させている。

キャリアの晩年を迎えながらもニューヨークで新たな挑戦に臨むベッカムは、根っからのショーマンとしてストーリーを紡いでいく。キャリア通算119試合出場でキャッチ575回、7,987ヤード、レシービングタッチダウン59回を数え、その大部分はニューヨーク時代(キャッチ390回、5,476ヤード、タッチダウン44回)に記録したものだ。次の日曜日には、この数字がさらに伸びているかもしれない。

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