6勝0敗のバイキングスで機会が限られていることに“複雑な気持ち”のWRジェファーソン
2026年10月30日(金) 12:00
2025年シーズンが終わったとき、ワイドレシーバー(WR)ジャスティン・ジェファーソンはタッチダウン2回にとどまったフラストレーションを表に出さないよう努めていた。
2026年にも同様の困難が立ちはだかっている。ミネソタ・バイキングスの攻撃陣は爆発力を欠き、ジェファーソンは5試合でキャッチ23回、302ヤード、タッチダウン3回という状況。多くの人々にとっては十分評価できる数字だが、ジェファーソンの基準には届かない。これは精神的な困難だと、ジェファーソンは認めている。
ジェファーソンは現地28日(水)、『ESPN』に「数字よりも、もちろん勝ちたい。数字を出しても勝てない年がこれまでに確かにあった。だから、複雑な気持ち。リーグで最高の選手になりたいし、リーグで最高の選手だってことを成績で示したい。でも、俺たちは勝っていて、今のリーグで唯一無敗のチームだ」と話した。
「俺たちが今、(一つのチームとして)やっていることがうまく機能している。当然、もっとうまくやれることもあるし、オフェンス側で改善できる部分もあるけれど、全体としてはまとまっていて、勝てるだけのことをやっている」
ビッグプレーが持ち味のスーパースターでありながら、そういったプレーを量産しないオフェンスにいるという、居心地の悪い状況にあるジェファーソン。クオータバック(QB)の交代(J.Jマッカーシーから、さまざまなバックアップを経てカイラー・マレーへ)も、バイキングスが求めていた改善をもたらしていない。その傍らで、トップクラスの守備陣が6勝0敗での発進を支えてきた。
今季のNFLで無敗なのは、現時点でバイキングスのみとなっている。そんなバイキングスの攻撃陣は、どのチームにとって恐れを抱くようなものではない。
ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルの見解では、ライバルであるデトロイト・ライオンズと対戦するシーズン第8週を迎えるにあたり、チームは申し分ないポジションにいるという。バイキングス攻撃陣には成長の余地がたっぷりある一方、敗戦から来るプレッシャーはない。
また、現在はプレースタイルを転換しているところであり、それに伴うジェファーソンのプレー機会減少は避けられない。
ジェファーソンの成績低下について問われたオコンネルHCは水曜日に「これまでは1,000回でもパスを投げるようなやり方だった。そこが一つある。試合をコントロール、もしくはコントロールすることを狙いつつ、リーグトップとか、それに近いラッシングをアーリーダウンでやるなら、(パスは)それほどの回数にならないかもしれない。ただ、彼はわれわれの最高の選手だ。彼を生かす方法を探さなければならない」と話した。
バイキングス守備陣は、安定したランゲームやボールをコントロールする攻撃陣とうまくかみ合っている。ラン攻撃はトップレベルというわけではないものの、積極的に繰り返すことにより、試合平均ラッシングヤードで12位につけている(ラン1回あたりの獲得ヤードは22位)。
ハンドオフが1回行われるたびに、ジェファーソンがターゲットになるチャンスは減っていく。しかし、ジェファーソンは自分が貢献するチャンスが減ることに不満を述べるほど利己的ではない。そもそも、現状はそれほど悪くない。ジェファーソンはすでに昨年の合計タッチダウン数を上回り、再び1,000ヤードシーズンとなるペースでここまできている。
他の競争心あふれる選手たちと同じように、ジェファーソンも自分の力でチームを助けることを望んでいる。パス攻撃で重要な役割を果たし、活発な空中戦を展開したいと思っている。
おそらく、ジェファーソンのプレーが再び花開く時は、すぐそこまで来ている。その時が訪れることを願いながら、ジェファーソンはルートを走り続けるだろう。
【A】



































