モートンはNFLで13年のコーチ経験を持つ。ここ2年間はニューオーリンズ・セインツに所属し、ワイドレシーバー（WR）コーチとして尽力。2011年から2014年までは同職でサンフランシスコ・49ersに勤めていた。NFLでのキャリアがスタートしたのは2002年で、オークランド・レイダースの攻撃アシスタント／タイトエンド（TE）コーチとして活躍したものの、47歳に至るまでモートンがOCを務めたのは2009年から2011年の南カリフォルニア大学だけである。

HCボウルズは主に守備面を統括し、モートンは攻撃におけるほぼ全権を任されることになるだろう。

モートンが直面する最初の大きな課題は、誰を先発クオーターバック（QB）に起用するかということ。21世紀に入ってからほとんどの期間、ジェッツファンは長らくこの同じ問題を抱え続けている。