長いシーズンを通し、マーシャルの振る舞いにはすこし飽きていた者もいたかもしれない。しかし、マーシャルのフィッツパトリックやチームメイトに対する絶対的な信仰心はどんな時でも薄れることはなかった。現地7日（火）に放出されたクリーブランド・ブラウンズのジョシュ・マカウンについていくらか話は聞いていただろうが、マーシャルはクオーターバック（QB）に関する問題について一線を置き、人事の問題とはかかわらないように努めていた。

マカウンについて『NJ.com』に語ったマーシャルは「彼は素晴らしい人物。皆彼のことが好きだ。彼は（フィッツパトリックに）似ているね。同じタイプの人間なのだと思う。チームの全員が彼を好きなんだ。それがジョシュ・マカウンという男だ」と述べている。

ジェッツファンが聞きたかったのはそのような答えではないだろう。もしドラフトで新たに獲得したQBやクリスチャン・ハッケンバーグが期待ほどの活躍をしなかった場合、マカウンが最良の解決策になるかもしれない。クリーブランド・ブラウンズで健康状態に問題がなかった際、ベテランのマカウンは有望な輝きを見せていた。2015年には8試合を通してパス成功率63.7％、2,109ヤード、12タッチダウン、4インターセプトをマークし、1年前からすればかなりの進歩を見せている。

マーシャルはこれ以上この話題については深入りしたくない様子だった。マーシャルはただ、この先どうなるかを見守りたいだけだ。