フロイドは「いろいろな人からとんでもないことを言われた。たぶん、アリゾナの人たちが中心だったと思う。ここで言いたいのは、自分が間違いを犯し、自分のしたことを本当に反省しているということ。そして、前に進もうと努力しているということ。俺の成功を望んでいない人も結構いると思う。いつでも他人の成功を好まない人たちは一定数いるんだ。与えられたチャンスを精一杯生かそうとするのは当然。今は俺を気に入ってくれたチームにいる。そして、実際に成功したんだ」と語っている。

飲酒運転で逮捕されたフロイドは昨年の12月にアリゾナ・カーディナルスから解雇され、その後すぐにペイトリオッツによって獲得されていた。レギュラーシーズンでは2試合に出場し、4キャッチ、42ヤードをマーク。ポストシーズンでは1キャッチを記録している。

もうじきフリーエージェントとなる高額年俸選手を多数抱えるペイトリオッツにとって、控えめな価格のフロイドにはお買い得感があった。フロイドの今オフシーズンもまた、興味深いことになりそうだ。

フロイドにさらなるトラブルが浮上しても同選手を擁護していたペイトリオッツ。チームが再びフロイドと適正な金額で契約を交わす可能性は十分に考えられる。

今オフシーズン、WRダニー・アメンドーラがペイトリオッツを去る可能性――以前にESPNが報じたように、アメンドーラが仮に600万ドル（約6億8,000万円）でサインをしない場合――によっては今後、フロイドに先発の座が回って来る可能性もある。