キャム・ニュートンはもう1週の、そして、もしかしたらそれ以上の戦線離脱を必要としている。

カロライナ・パンサーズは現地23日（月）、足の不調を抱えているニュートンが2戦連続で欠場することになると明かした。復帰の時期は明らかになっていない。日曜日に行われるヒューストン・テキサンズ戦ではカイル・アレンが先発QBを務めるという。

ヘッドコーチ（HC）のロン・リベラは声明の中で「キャムが今必要としているのは、時間と足を休めることだ。われわれは彼に100％で戦う準備を整えてほしい。したがって、彼の復帰についてはっきりしたタイムテーブルはない。今のところ、カイルをスターターとして進めるつもりだ」と述べた。

チームは第3週のアリゾナ・カーディナル戦の2日前までニュートンの参戦可否の判断を待ったが、シーズン第4週に関しては決断に時間を費やすことはなかった。おそらく、それには2年目QBであるアレンのプレーが関係していると考えられる。ニュートンがカロライナにとどまってリハビリに励む間、アレンはパス26回中19回成功、タッチダウン4回、インターセプト0を記録してパンサーズを勝利へ導いたのだ。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは100％になるまでニュートンはフィールドに戻ってこないだろうと伝えている。一方、昨シーズンの第17週にもニュートンの代役を務めたアレンは十分な戦力であることを証明しており、2回の先発でいずれも白星を飾ってきた。

パンサーズはそれまでに記録したタッチダウンが2回のみという状況で先週末の試合を迎えたが、代役を務めたアレンがこの試合でチームをエンドゾーンに5度導いた。アレンの1度のビッグウイークが交代論に直結することはないだろうが、ニュートンがじっくり回復に努めるのをチームが許容する後押しにはなったようだ。

リベラHCは「カイルのパフォーマンスはわれわれが必要としていたものだった。われわれはちょっとしたエネルギーがいるときに、活気づけてくれるものを必要としている」と語っている。

プレシーズンに足を負傷したことが、ニュートンのシーズン開幕から2戦に影響を与えていた。これまでにニュートンはパス成功率56％、タッチダウン0回、インターセプト1回に沈み、チームは0勝2敗を喫している。昨シーズンは肩の問題に苦しみ、オフシーズンに手術を行ったニュートンは、先発した過去4試合で一度もタッチダウンパスを投げていない。

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