NFLはフィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック（QB）カーソン・ウェンツのポストシーズンデビュー戦を早い段階で終わらせたプレーを見直している。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロはリーグが去る日曜日に起こったシアトル・シーホークスのディフェンシブエンド（DE）ジェイデビオン・クロウニーによるウェンツへのヒットを再調査していると報じた。罰金の可能性はあるが、出場停止は見込まれていないという。

クロウニーとヘルメット同士のコンタクトがあった際、ウェンツはシーホークスのセーフティ（S）ブラッドリー・マクドゥーガルドによってタックルされたところだった。そのまま試合を離脱したウェンツは脳震とうプロトコルに入り、戻ってくることはなかった。イーグルスが17対9で敗れたこの試合の残る3クオーターと少しの間は、QBジョシュ・マッコウンがウェンツに代わってチームの攻撃陣を引っ張っている。

イーグルスのレフトタックル（LT）ジェイソン・ピータースはこのヒットについて、クロウニーにダーティーなヒットだと告げたと『ESPN』に明かしている。

クロウニー本人は「際どいプレーだった。俺はこのリーグで誰も傷つけようとしていない。ただそれだけは言わせてくれ。けがの多い道をたどってきた。楽しくはない。彼を傷つける意図はなかった。ただ素早くプレーしていただけだ」と述べた。

このプレーによってクロウニーにフラッグが投げられることはなかった。しかし、何らかの処罰がある可能性はまだ残っている。

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