2020年シーズンに向けて首脳陣の起用が相次いでいる。

現地7日（火）朝にもたらされたマット・ルールのカロライナ・パンサーズ次期ヘッドコーチ（HC）就任のニュースから1時間と経たずして、今度はニューヨーク・ジャイアンツが新ヘッドコーチとして、ニューイングランド・ペイトリオッツのスペシャルチームコーディネーター兼ワイドレシーバーコーチのジョー・ジャッジと合意したと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが伝えている。

これまでもペイトリオッツのコーディネーターで他チームのヘッドコーチ職に起用される流れは複数あったが、ジャッジの指揮官就任はファンの間で最も驚きをもって迎えられるかもしれない。熟練の顔ぶれがそろうペイトリオッツ首脳陣の中でもジャッジの名前が取り沙汰されることは多くない。それでも、ジャッジの仕事ぶりは2010年代のチームの結果を見れば明らかだ。

ラポポートによれば、ジャッジは効果的なヘッドコーチになる方法について、偉大な指揮官の1人であるビル・ベリチックから個人指導を受けてきたという。また、NFLネットワークのマイク・ガラフォロが伝えるところによると、ジャッジは教育の学問でPh.D（博士号）を取得しているようだ。

また、ラポポートはジャッジが母校であるミシシッピ州立大学のヘッドコーチ職の打診を受けていたものの、決断を保留していた結果、ジャイアンツからオファーを受ける機会につながったと報じた。

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