時間をかけて最後の一席を埋めるブラウンズ
2020年01月08日(水) 11:58そして残りは一席となった。
カロライナ・パンサーズがマット・ルールを、ニューヨーク・ジャイアンツがジョー・ジャッジを雇用した今、ヘッドコーチ(HC)に空きがあるのはクリーブランド・ブラウンズのみとなった。
それゆえ、ブラウンズは理にかなった範囲内で次のHC決めに好きなだけ時間をかけられることになる。ブラウンズのオーナーでありジミー・ハスラムは先週に行われた記者会見で、チームはフレディー・キッチンズに代わるHC探しの面談や評価プロセスを綿密に進めていると語った。
他の空席がすべて埋まったところで、ブラウンズのHC探しの状況を確認してみよう。ブラウンズがこれまでに面談したのはマイク・マッカーシー(後にダラス・カウボーイズと契約)、サンフランシスコ・49ersの守備コーディネーター(DC)ロバート・サラー、バッファロー・ビルズの攻撃コーディネーター(OC)ブライアン・ダボール、カンザスシティ・チーフスOCエリック・ビエネミー、ボルティモア・レイブンズOCグレッグ・ローマンだ。他には現地7日(水)にフィラデルフィア・イーグルスDCジム・シュワルツと、金曜日にニューイングランド・ペイトリオッツOCジョシュ・マクダニエルズとの面談が予定されていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えている。
また、今は49ersと当たるディビジョナルラウンドへの準備にほとんどの時間を費やしているミネソタ・バイキングスOCケビン・ステファンスキーも今週中にブラウンズと面談すると見られている。
面談済み、もしくは面談が予定されている人物のリストを見るに、戦略主任のポール・デポデスタが指揮を執るブラウンズのHC探しには少なくとも8人の候補者がいることになる。カウボーイズが前任者の解雇から24時間以内にマッカーシーを雇い、パンサーズが面談から1日経たない間にルールを確保するという素早い動きが続く中、ブラウンズは時間をかけてこのプロセスを進めている。最後の一席となったブラウンズは、重要なオフシーズンに正しい選択をすべく、ぜいたくに時間をかけることができるのだ。
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