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ジェッツWRムーアが大腿四頭筋のケガでIR入り

2021年12月12日(日) 10:44


ニューヨーク・ジェッツのエライジャ・ムーア【AP Photo/Justin Rex】

精彩を欠くニューヨーク・ジェッツのわずかな希望の光となっていた選手が試合から遠ざかる。

チームは現地11日(土)、大腿(だいたい)四頭筋を負傷している新人ワイドレシーバー(WR)エライジャ・ムーアを故障者リザーブ(IR)に登録したと発表。IRに置かれている間、ムーアは少なくとも3試合の欠場を余儀なくされる。

ムーアは日曜日に開催されるニューオーリンズ・セインツ戦に向けてクエッショナブルとされており、今週は一度も練習していなかったにもかかわらず、ヘッドコーチ(HC)ロバート・サラーはムーアが出場できると楽観的な姿勢を見せていた。

ムーアの離脱はすでに手薄となっているジェッツ攻撃陣にとって大打撃となる。今週はコアマッスルの手術を受けてシーズンを棒に振ったWRコーリー・デイビスを失った。また、ランニングバック(RB)テビン・コールマンも今週の試合で除外となっており、2週間前にIRに入った新人マイケル・カーターを欠いていたRB陣の弱体化に拍車がかかっている。

今季11試合に出場したムーアはレシーブ43回で538ヤード、タッチダウン5回と、あらゆる記録でジェッツをリードしていた。ジェッツは当面の間、新人クオーターバック(QB)ザック・ウィルソンの主力ワイドレシーバーとして、キーラン・コール、ジェイミソン・クラウダー、デンゼル・ミムスの3人を起用することになるだろう。

【RA】