6度のプロボウル選出を誇るインディアナポリス・コルツのガード（G）クエントン・ネルソンは、これまでにクオーターバック（QB）アンドリュー・ラックやジャコビー・ブリセット、フィリップ・リバース、カーソン・ウェンツ、マット・ライアンといった面々のためにブロックしてきた。それでも、チームの現先発QBであるアンソニー・リチャードソンはまったく違う要素をもたらしてくれるという。

ポッドキャスト“Bussin’ with the Boys（バッシン・ウィズ・ザ・ボーイズ）”に出演した際、ネルソンはリチャードソンの投球能力や仕事への取り組み方について熱く語った。

「彼はとにかく化け物だ」とネルソンはリチャードソンについて話している。

「練習後の計量は113キロとかで、規格外の体格だよ。長距離の投球も正確で、今までに見たプレーでも確かな才能をのぞかせている。みんな、彼が逸材だということに気づき始めた。それに、彼の仕事の取り組み方も素晴らしい。口数は少ないけど、自分のことをしっかりやって、常に準備ができている。とにかく、彼は特別だ」

リチャードソンはルーキーシーズンにその驚異的な能力を発揮していたが、わずか4試合に先発したところでシーズン終了につながるケガに見舞われた。今後は健康を維持できるかが重要となる。

リチャードソンは少し痛みがあるとして、参加必須のミニキャンプの一部を欠席している。このオフシーズンの休みは予防的なものだとコルツは主張しており、ジェネラルマネジャー（GM）クリス・バラードも、リチャードソンはトレーニングキャンプにフル参加する見込みだと話している。

リチャードソンが17試合を通して健康でいられ、ルーキー時代に見せたような成長を続けることができれば、コルツは2014年以来となるAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）南地区優勝を狙えるかもしれない。

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