ヒューストン・テキサンズが2024年シーズンに向けて準備を整えている。

昨季にAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）南地区の王者に輝いたテキサンズのベテラン選手と新人選手が、現地17日（水）にトレーニングキャンプに集合。それにより、テキサンズはNFLの中で選手全員がキャンプに集合した最初のチームとなった。

テキサンズは8月1日（木）に組まれているシカゴ・ベアーズとのプロフットボール・ホール・オブ・フェイム・ゲームに出場するため、早めにキャンプを開始している。

若いチームでありながら2023年シーズンに地区タイトルを獲得し、ポストシーズンでクリーブランド・ブラウンズに大勝したテキサンズは、高い期待を寄せられた状態で、デミコ・ライアンズをヘッドコーチ（HC）に据えた2年目のシーズンを迎えようとしている。

クオーターバック（QB）C.J.ストラウドやワイドレシーバー（WR）ニコ・コリンズ、WRタンク・デルといった主力選手の他に、新たに加入したWRステフォン・ディッグスやランニングバック（RB）ジョー・ミクソンを擁しているテキサンズのオフェンスは、2024年に最もエキサイティングなオフェンスの1つになるかもしれない。テキサンズはディフェンスも刷新しており、ディフェンシブエンド（DE）ダニエル・ハンターやラインバッカー（LB）アジーズ・アル・シャイアも加えている。

テキサンズでは今オフシーズン、コーナーバック（CB）デレク・スティングリーJr.の逆サイドに立つCB2の座をめぐり、トレーニングキャンプの中でも特に興味深いポジション争いが繰り広げられるはずだ。新たに加入したジェフ・オクーダやC.J.ヘンダーソン、ドラフト2巡目指名を受けた新人のカマリ・ラシターは良いキャンプを過ごせば、それぞれCB2の座を獲得するチャンスを得られるだろう。

【RA】