ダラス・カウボーイズのディフェンスが、現地28日（日）に行われたトレーニングキャンプの練習で大打撃を受けた可能性が高い。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが報じたところによると、ディフェンシブエンド（DE）サム・ウィリアムズが練習中にACL（前十字靭帯／ぜんじゅうじじんたい）を断裂した恐れがあるという。ウィリアムズはMRI検査の結果を待っているところだが、シーズン絶望となる可能性が高い。

NFLネットワークのジェーン・スレーターとラポポートによれば、ウィリアムズはスペシャルチームの練習中にブロックに対峙していた際に地面に倒れ込み、左膝をつかんだという。その後、ウィリアムズはカートに乗せられてフィールドを後にしている。

2022年ドラフトの2巡目でカウボーイズに指名されたウィリアムズは、NFLでの3シーズン目を迎えるところだった。

ウィリアムズはラインバッカー（LB）マイカ・パーソンズとDEデマーカス・ローレンスがエッジを担当しているカウボーイズ守備陣で、再びパスラッシュの重要な交代要員になる予定だった。

2シーズンを通して32試合に出場してきた25歳のウィリアムズは、控えとして出場しながらサック8.5回、クオーターバック（QB）ヒット16回、タックルフォーロス15回、タックル48回を記録するなど、多くの貢献をしている。

これまでのところ、カウボーイズのオフシーズンとトレーニングキャンプの序盤には、ワイドレシーバー（WR）シーディー・ラムがホールドアウトしていることや、QBダック・プレスコットが契約最終年を迎えていることなど、フィールド外の話題ばかりだった。残念なことに、ウィリアムズの負傷によってカウボーイズはフィールド上で克服しなければならない、はるかに難しい問題を抱えることになっている。

【RA】