ラムズとQBスタッフォードが調整された契約に合意
2024年07月29日(月) 08:54ロサンゼルス・ラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードの契約調整が完了した。
契約調整によってスタッフォードの今季の報酬は上がり、次のオフシーズンのロースターボーナスも増額されると、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じている。ラポポートによると、スタッフォードは2024年に追加で500万ドル(約7億7,054万円)――後の契約最終年から前倒しで支払われる――を前払いで受け取り、2025年のロースターボーナスも500万ドルから900万ドル(約13億8,662万円)に増えるとのこと。
ラムズは2022年にスタッフォードと結んだ4年1億6,000万ドル(約246億5,096万円)の契約を延長しなかった。その契約は2026年シーズン末まで続くことになっている。
ラムズをスーパーボウル制覇に導いた数カ月後にサインした契約に、保証金を上乗せしてほしいという願望をチームに伝えていた36歳のスタッフォードは、ラムズのトレーニングキャンプの開始日にあたる先週火曜日の朝に契約が調整されるまで、ホールドアウト――あるいは個人練習にのみ参加するホールドイン――に踏み切る構えを見せていた。
シーズン序盤は苦戦を強いられ、親指の負傷で1試合の先発を逃したものの、昨季を良い形で終えたスタッフォード。レギュラーシーズンに先発した最後の7試合では16回のタッチダウンを記録した一方で、インターセプトを4回にとどめ、ラムズのポストシーズン進出に貢献。元所属チームであるデトロイト・ライオンズとの対戦ではあと少しで逆転劇を演出するところだった。
【RA】