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パンサーズRBチュバ・フバードが4年50億円の契約延長に合意

2024年11月08日(金) 10:59


カロライナ・パンサーズのチュバ・フバード【AP Photo/Rusty Jones】

カロライナ・パンサーズの困難なシーズンの中で、ランニングバック(RB)チュバ・フバードは数少ない、輝ける要素の1人だった。

チームはその尽力に報いている。

フバードが4年3,320万ドル(約50億8,244万円)の契約延長に合意したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポート現地7日(木)に伝えた。フバードの契約は最大で3,720万ドル(約56億9,469万円)になり、新たに1,500万ドル(約22億9,625万円)が完全保証されるとラポポートは報じている。

チームも後に、この新進気鋭のランニングバックと新たな契約に至ったことを発表した。

シーズン第10週を迎えた時点で、665ラッシングヤードとラッシングタッチダウン5回のフバードはNFLのラッシャーで5位につけている。2024年はキャリー平均5ヤードをマークして、NFLで最も低迷する攻撃陣において、唯一の頼れる存在となっている。

オクラホマ州立大学在籍時に全会一致でオールアメリカンに選ばれたフバードは、2021年ドラフトの4巡目で指名を受けてパンサーズに加入。NFL最初の2シーズンではクリスチャン・マカフリーの後ろに控えており、ルーキーとしてはマカフリーが負傷によって離脱した際にキャリーを任されている。2022年の序盤も同じような状況だったが、パンサーズがマカフリーをサンフランシスコ・49ersにトレードしたことから、ドンタ・フォーマンと一緒にコミッティーバックとなっている。

パンサーズはその後数年でフバードを他のランニングバックと組ませようと試み、2023年にはイーグルスで傑出した活躍をしていたマイルス・サンダースと組み合わせた。しかし、次第にフバードが最も優れたオプションであることが明らかになり、フバードは2023年に902ヤードを走ってタッチダウン5回を決めている。フバードは2024年にサンダースを引き離し、パンサーズのスキルポジションの中で、確実に安定して活用することのできるベストの存在であることを証明。次の日曜日に組まれたニューヨーク・ジャイアンツ戦で2巡目指名のジョナソン・ブルックスがデビューすれば、バックフィールドに新たな相棒を迎えることになる。

フバードの新契約は、今後しばらくの間のパンサーズにおける役割を確実なものにした。また、それはチームに過度の負担のない範囲で実現している。フバードの契約はシカゴ・ベアーズのディアンドレ・スイフトとボルティモア・レイブンズのデリック・ヘンリーを上回るものの、ニューイングランド・ペイトリオッツのラモンドレ・スティーブンソンには及ばない。

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