ジャガーズQBローレンス、現状はクエッショナブルながらバイキングス戦は欠場濃厚か
2024年11月09日(土) 08:06ジャクソンビル・ジャガーズのクオーターバック(QB)トレバー・ローレンスは現地10日(日)に控えた試合への出場に望みをつないでいるものの、見通しはあまりよくなさそうだ。
シーズン第10週にジャガーズがホームでミネソタ・バイキングスを迎え撃つ一戦を前に、ローレンスの出場ステータスはクエッショナブルとされており、ローレンスが欠場となればマック・ジョーンズが先発する見込みだ。
ジャガーズのヘッドコーチ(HC)ダグ・ペダーソンは金曜日、ローレンスが左肩負傷のためにサンデーゲームに出場できない「傾向」にあるとコメント。その発言通り、ローレンスは3日間続けて練習は限定メニューにとどまっている。
ペダーソンは報道陣に対し、「その週にレップ数をこなせていなければ出場は難しい。どの選手も(同じ)だが、クオーターバックのポジションは特にそうだと思っている」と明かした。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは7日にローレンスがバイキングス戦に出場する可能性は低いと報じている。
25歳のローレンスが左肩を痛めたのはフィラデルフィア・イーグルスに敗れたシーズン第9週のこと。
ローレンスは2023年シーズン第17週に肩鎖関節を捻挫して欠場しているが、3シーズン強のキャリアの中でローレンスが試合に出られなかったのはその1回だけだ。
今季のローレンスは9試合に先発して2,004パスヤード、タッチダウン11回、インターセプト6回、QBレーティングは87.9とルーキー以来の最低を記録している。苦戦を強いられているとはいえ、精彩を欠くシーズンにおいて希望を持ち続けるジャガーズにとって、ローレンスの欠場は大きな意味を持つだろう。
ジョーンズが代わって出場する場合、ニューイングランド・ペイトリオッツで過ごした最後のシーズン第12週にスターターを務めて以来の先発になると同時に、2021年NFLドラフトでペイトリオッツに全体15位で指名されてNFL入りしたジャクソンビル出身のジョーンズにとっては地元凱旋となる。
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