NFLのサラリーキャップが、予測されていた範囲の数字に落ち着いた。

NFLとNFLPA（NFL選手会）が、2025年のサラリーキャップをチームあたり2億7,920万ドル（約418億2,248万円）とすることで合意したと、『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に、現地27日（木）に伝えた。

先週、リーグはサラリーキャップを2億7,750万ドル（約415億2,677万円）から2億8,150万ドル（約421億2,535万円）の間と予測していた。

2億7,920万ドルというキャップナンバーは、昨年の数字である2億5,540万ドル（約382億0,179万円）から2,380万ドル上昇している。この額は常に上がり続けており、新たに記録が更新された。

サラリーキャップは2018年の額（1億7,700万ドル／約264億6,929万円）から100万ドル以上増えており、2005年（8,550万ドル／約127億8,973万円）と比較すると上昇額は200万ドル近い。

NFLのコミュニケーション部門副社長のブライアン・マッカーシーは、福利厚生を含めた選手にかかるコストの推定総額が3億6,248万ドル（約542億2,284万円／32チーム合計で約115億9,900万ドル、約1兆7,354億2,498万円）だとしている。

NFL各チームにとって、3月12日（水）に新リーグイヤーが始まる際、どれだけ多くの――もしくは、どれだけわずかの――額でやっていかなければならないかが今、明らかになった。

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