現地7日（月）、ジャクソンビル・ジャガーズがディフェンシブエンド（DE）トラヴォン・ウォーカーの5年目オプションを行使したと発表。

『Over The Cap（オーバー・ザ・キャップ）』によると、ウォーカーは2026年に完全保証の5年目オプションで約1,475万ドル（約21億8,451万円）を受け取る見込みとのこと。2022年NFLドラフト1巡目で指名した選手の5年目オプションを行使するチームは、5月1日（木）までにそれを実行しなければならない。

今回の動きにより、2022年ドラフト全体1位指名を受けたウォーカーは少なくともあと2年、ジャガーズにとどまることになった。

新人として低調なスタートを切ったウォーカーは、ルーキーシーズンにサック3.5回にとどまり、全体2位指名のDEエイダン・ハッチンソン（デトロイト・ライオンズ）にも遅れをとっていた。

しかし、ウォーカーは直近の2シーズンで連続して10回以上のサックを記録している。運動能力の高いパスラッシャーとして毎シーズン、ランディフェンスとパスラッシュの両面で成長を遂げ、2024年シーズンにはパスラッシュの勝率で大きな進歩を遂げた。

ジャガーズはかつてドラフト全体1位で指名したウォーカーがDEジョシュア・ハインズ・アレンと共に今後も成長し続けることを期待している。少なくとも、5年目オプションを行使するという当然の決断により、ジャガーズは市場のトップ選手たちと比べて割安なコストで、ウォーカーが新守備コーディネーター（DC）アンソニー・カンパニーレのシステムでプレーするところを見ることができる。

【RA】