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レイダースがトレードを試みたCBジャック・ジョーンズを放出へ

2025年04月07日(月) 08:30


ラスベガス・レイダースのジャック・ジョーンズ【AP Photo/Steve Marcus】

コーナーバック(CB)ジャック・ジョーンズが再び移籍することになった。

ラスベガス・レイダースがジョーンズを放出すると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報道。これは27歳のジョーンズにとって、波乱に満ちたキャリアにおける最新の展開となっている。ラポポートによると、レイダースは当初、ジョーンズのトレードを試みていたが、トレード相手が見つからなかったため、放出する道を選んだという。

ジョーンズは2022年NFLドラフトの4巡目でニューイングランド・ペイトリオッツから指名されてNFL入りしたが、ニューイングランドで過ごしたのはわずか1シーズン余りだった。ルーキーシーズンにはインターセプト2回、パスディフェンス6回を記録し、相手からボールを奪い取る才能を披露したが、2023年6月に逮捕されたことを含め、フィールド内外で問題行動があったことから、2年目のシーズンの5試合を終えた時点でウェイバーにかけられた。

そして、ジョーンズは当時暫定ヘッドコーチを務めていたアントニオ・ピアースが率いるレイダースにクレームされた。ピアースはジョーンズがロングビーチ・ポリ高校でプレーしていた際のヘッドコーチでもある。レイダースでの1シーズン余りで19試合に先発出場したジョーンズは、通算5回のインターセプト(そのうち3回をリターンタッチダウンにつなげた)に加え、パスディフェンス20回、タックル94回を記録した。

しかし、ピアースの解雇後にピート・キャロルがヘッドコーチに就任するなどして政権交代があったことから、どうやらジョーンズはレイダースの計画から外れたようだ。ジョーンズは今後、フリーエージェント(FA)となり、キャリアの次の章をスタートさせるためにコーナーバックを必要としているチームを探すことになる。

【RA】