クオーターバック（QB）ジョシュ・アレンは、インタビュー会場に到着し、『HBO』のドキュメンタリーシリーズ『Hard Knocks（ハードノックス）』の撮影クルーが撮影を始める準備をしている姿を見て、バッファロー・ビルズが今夏にどれほど注目を浴びているかを改めて実感した。

ビルズがニューヨーク州ロチェスター郊外でトレーニングキャンプを開始した現地23日（水）、アレンは笑顔で「君たちはどこにでもいるね」とコメントした。

昨季にNFL MVPに輝き、3月にはリーグ最高クラスの契約を結び、5月にはハリウッドスターのヘイリー・スタインフェルドと結婚したアレンは、注目を浴びることに慣れているが、90分間の練習でマイクを付けている際には言葉遣いに気をつけていると冗談まじりに語った。

「ああ、あまり悪い言葉を使わないようにしている」と明かしたアレンは「母さんが聞いても大丈夫なようにしている」と続けている。

アレンは子どもに聞かれても問題がない言葉遣いをしようと心がけているようだ。

ビルズは良い面も悪い面も、カメラが捉えるものをすべて公開し、ヘッドコーチ（HC）ショーン・マクダーモットとジェネラルマネジャー（GM）ブランドン・ビーンの指揮下で9シーズン目を迎えるチームが成長を続ける秘訣を伝える機会を歓迎している。

就任1年目の2017年にチームを17年ぶりのプレーオフ進出に導いた上に、6年連続のプレーオフ進出と5年連続のAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）東地区制覇を達成してきたマクダーモットHCは「隠すことは何もない。私たちは私たちだ」とコメント。

8月5日（火）から5週間にわたって続くハードノックスシリーズを“気を散らすもの”と呼んではならない。

「ノイズが大きくなることはある意味、私たちが本当に集中すべきところに焦点を絞るための良い練習になるかもしれない」とマクダーモットHCは述べている。

HBOが水曜日に公開した予告編には、自信に満ち、決意を固めたチームの姿が映し出されており、その中にはアレンが「ロンバルディ（トロフィー）をニューヨーク州西部に持ち帰るために、できることは何でもやる」と語るシーンが含まれている。

記事提供：『The Associated Press（AP通信）』

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