ニュース

チーフスWRワーシーがチャージャーズ戦で右肩脱臼、復帰時期は未定

2025年09月08日(月) 03:18

カンザスシティ・チーフスのゼイビア・ワーシー【Ben Liebenberg via AP】

カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)ゼイビア・ワーシーが先ごろ行われたロサンゼルス・チャージャーズとの今季初戦で右肩を脱臼した。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地7日(日)に放送された『NFL GameDay Morning(NFLゲームデー・モーニング)』で伝えた。

ラポポートはワーシーが検査中の段階だと付け加えており、離脱期間は不明とも報じている。また、ワーシーはセカンドオピニオンを求める予定だという。

最も有力なシナリオとしては肩にブレースを装着して今季中に復帰することが挙げられるが、さらなる検査と診断結果によっては手術が選択肢となる可能性もある。

フライデーフットボールの試合中、クロスルートでチームメイトのタイトエンド(TE)トラビス・ケルシーと接触したワーシーは肩を痛めて戦線離脱。オフェンスのスナップに3回しか参加できていない。

ワーシーを欠いたチーフスはジュジュ・スミス・シュスターとタイクアン・ソーントンに頼る形となり、2人は合計9回のターゲットでキャッチ7回、96ヤードを記録。マーキス・ブラウンもパスを10回キャッチして99レシーブヤードを稼ぎ、チーフス加入後の自己最多をマークしている。

2024年ドラフト1巡目指名でチーフスに加入したワーシーはルーキーイヤーにレシーブ59回、638ヤード、6タッチダウンを記録してチームのレシーバー陣でトップに立ったほか、スピードを持つプレーメーカーらしく、ランでも3回のスコアと104ヤードを稼いでいる。さらに、ポストシーズンでも存在感を示し、合計19回のキャッチで287ヤード、3タッチダウン、うち2回はすでに勝負の行方が見えていた第59回スーパーボウル終盤に記録した。

すでに出場停止処分によって戦列を離れているラシー・ライスの不在とあわせ、ワーシーが欠場となればチーフスにとって大打撃となるだろう。ライスの復帰はシーズン第7週に控えるラスベガス・レイダース戦だ。

【C】