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バイキングスQBウェンツがイーグルス戦に先発へ、マッカーシーはクエッショナブル

2025年10月18日(土) 09:36

ミネソタ・バイキングスのカーソン・ウェンツ 【AP Photo/Mike Stewart】

現地15日(水)、ミネソタ・バイキングスのクオーターバック(QB)J.J.マッカーシーは負傷中の足首について“回復しつつある”と語った。

マッカーシーは順調に回復しているものの、シーズン第7週の日曜日に行われるフィラデルフィア・イーグルス戦では引き続きカーソン・ウェンツが先発を務める見込みだ。

ヘッドコーチ(HC)ケビン・オコンネルは日曜日の試合でマッカーシーは緊急時の3番手クオーターバックとなると発表。練習で制限を受け、今週初めに足首が完全に治っていないことを認めたキャリア2年目のマッカーシーは、正式にクエッショナブルとされている。ウェンツの控えを務めるのはマックス・ブロスマーだ。

マッカーシーは2024年ドラフトの全体10位でバイキングスから指名された。一方のウェンツは、2016年ドラフト全体2位でイーグルスから指名を受けている。日曜日の試合はウェンツにとってイーグルスを相手に先発する2度目の試合となる見込みだ。

イーグルスで5年間を過ごしたウェンツは、インディアナポリス・コルツ、ワシントン・コマンダース、ロサンゼルス・ラムズ、カンザスシティ・チーフスを経て、現在はバイキングスに所属している。

2022年、コマンダースに所属していたウェンツはシーズン第3週に行われたイーグルス戦で先発を務め、24対8で敗れた。その試合の成績はパス43回中25回成功、211ヤード、タッチダウンなし、インターセプトなしというものだった。

ウェンツは4試合連続でマッカーシーに代わって先発を務める。今季はこれまでにパス100回中69回成功で759ヤード、タッチダウン5回、インターセプト2回を記録し、チームを2勝1敗の成績に導いてきた。

バイキングスはシーズン第5週にロンドンでクリーブランド・ブラウンズを21対17で破った。勝利の決め手となったのは、ウェンツが第4クオーターにワイドレシーバー(WR)ジョーダン・アディソンに通したタッチダウンパスだった。

ウェンツがいつまで先発を続けることになるのかは分からない。マッカーシーが完全回復するまでにどれほどの時間を要するかが不明だからだ。その上、マッカーシーはシーズン第2週で負傷する前から苦戦を強いられていた。

日曜日の試合では、ウェンツが新たに加入したバイキングス(3勝2敗)を率いて、かつて所属していたイーグルス(4勝2敗)と対戦する。

【RA】