ニュース

イーグルスがドラフト指名権と引き換えにレイブンズからCBアレクサンダーを獲得

2025年11月02日(日) 12:37

ボルティモア・レイブンズのジャイア・アレクサンダー【Aaron M. Sprecher via AP】

フィラデルフィア・イーグルスがディフェンスの調整を進めている。

イーグルスは現地1日(土)午後、2026年ドラフト6巡目指名権と引き換えに、ボルティモア・レイブンズから2度のプロボウル選出経験を持つコーナーバック(CB)ジャイア・アレクサンダーと2027年ドラフト7巡目指名権を獲得したと発表。

土曜日のトレードは珍しいが、イーグルスのジェネラルマネジャー(GM)ハウイー・ローズマンが再びシーズン中のトレードを実行。イーグルスにとっては今季3件目のトレードだ。ジャクソンビル・ジャガーズからランニングバック(RB)タンク・ビグスビーを獲得したのにはじまり、ローズマンGMが乗り出した2度目のトレードではニューヨーク・ジェッツからベテランCBマイケル・カーター二世を獲得している。

ローズマンGMは4度目のトレードも見据えているのか――『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャメロン・ウォルフが情報筋の話として報じたところによると、マイアミ・ドルフィンズのラインバッカー(LB)ジェイラン・フィリップスを適正価格でトレードすることに関心を寄せているとのこと。

グリーンベイ・パッカーズで7シーズンを過ごしたアレクサンダーにとって、ボルティモアで過ごす時間は短く終わった。かつてルイビル大学でチームメイトだったクオーターバック(QB)ラマー・ジャクソンと再会すべくレイブンズと契約したものの、シーズン序盤に膝の負傷に悩まされた結果、レイブンズでは2試合の出場にとどまっている。

アレクサンダーはレイブンズで57回のスナップに参加し、4回のタックルを記録。レイブンズがマイアミ・ドルフィンズに勝利した先のサーズデーナイトフットボールでは出場機会がなかった。

【C】