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スティーラーズはQBロジャースの決断を待たずに「前に進むべき」とレジェンドSウッドソン

2026年03月17日(火) 14:05

ロッド・ウッドソンとアーロン・ロジャース【NFL】

プロフットボールの殿堂入りを果たしたピッツバーグ・スティーラーズのレジェンドは、明らかにクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースにうんざりしているようだ。

ロジャースは今後の進退についてまだ発表しておらず、当然、スティーラーズへの復帰も未定となっている。スティーラーズで10シーズンにわたってプレーし、11回のプロボウル選出経験を持つ元セーフティ(S)のロッド・ウッドソンは、この待ち続ける状態にうんざりしているようだ。

ウッドソンは最近出演した『The Rich Eisen Show(リッチ・アイゼン・ショー)』で「彼はプレーするのか? 正直、ちょっとうんざりしてきた。プレーするなら、そう言うべきだ。復帰するんだと。チームはアーロン・ロジャースを待つべきじゃない。前に進むべきだ」と語った。

ロジャースはニューヨーク・ジェッツでの期待外れの2年間を経て昨年にスティーラーズに加入したが、正式に契約を結んだのは6月になってからだった。

スティーラーズとの1年契約に合意した直後、2025年がキャリア最後のシーズンになると“ほぼ確信”していたロジャースだが、シーズン終盤に差し掛かるにつれ、その心境は少し変化したようだ。そのため、ロジャースの決断を待ち続ける状況は3月へと持ち越され、スティーラーズのQB陣は非常に不透明な状態となっている。

現時点でスティーラーズのロースターに名を連ねているクオーターバックは、間もなく2年目を迎えるウィル・ハワードとベテランのメイソン・ルドルフの2人だけだ。

ジェネラルマネジャー(GM)オマール・カーンはNFLスカウティングコンバインの場で、チームとしてロジャースの復帰には前向きだが、昨年よりも早い段階で決断が下されることを望んでいると示唆した。その後、ロジャースは決断を下す期限はないとし、「契約のオファーも何も受けていない。つまり、話し合っていることは何もない。俺はフリーエージェント(FA)だ。今は妻との時間を楽しみ、オフシーズンのこの時期を楽しんでいる。そのうち話し合うことになると思うけど、今はそうじゃない。進展のある話し合いは一切ない状態だ」と明かした。

話し合いが行われていないだけでなく、ロジャースがよく出演している『The Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)』で3月4日に発言して以来、何の進展も報じられていない。

ウッドソンはかつて所属していたチームが足踏み状態や騒動から脱却して前に進むことを望んでいるが、フィールド上でプレッシャーにさらされながらキャリアを築いてきたロジャースが、フィールド外での判断を急いで下す可能性は低い。

グリーンベイ・パッカーズで輝かしいキャリアを築き、AP通信NFL MVPに4度輝いたロジャースだが、ここ数シーズンの夏には迷いが生じた時期があった。

ウッドソンは「なぜグリーンベイ・パッカーズを去ったクオーターバックたちは、いつも話題にされなきゃいけないんだ。ブレット・ファーブも何年もそうだった。ブレット・ファーブの話を何度もしなきゃいけなかったことを覚えているだろ」と話している。

ロジャースがスティーラーズに復帰するかどうかにかかわらず、ウッドソンは42歳のロジャースが短期的な解決策にしかならないことを理解しており、スティーラーズが2025年ドラフトで長期的な解決策となるクオーターバックを指名しなかったことに不満を抱いている。

ウッドソンは「ジャクソン・ダートを指名すべきだった」とコメント。ダートはスティーラーズが全体21位でディフェンシブタックル(DT)デリック・ハーモンを指名した後、全体25位でニューヨーク・ジャイアンツから指名されたクオーターバックだ。また、ウッドソンは「彼はジャイアンツのところまで順位を落としていた。自信があってスティーラーズの型に合うようなクオーターバックを指名する絶好のチャンスだったのに」と語り、次のように続けた。

「それで今、彼らは何を探しているんだ? やっぱり将来のクオーターバックだ」

確かにスティーラーズは今もクオーターバックを探し続け、答えを待ち続けている。

【RA】