スーパーボウル制覇だけが残された目標と語るカウボーイズQBプレスコット
2026年07月21日(火) 12:23
7勝9敗1分と苦しんだ昨シーズンを終え、スーパーボウル制覇から遠ざかる期間は30年を超えたダラス・カウボーイズ。それでも、チームはロンバルディトロフィー獲得への意欲を隠そうとはしていない。
ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ショッテンハイマーは、2027年2月にカリフォルニア州イングルウッドで開催される第61回スーパーボウルの舞台に立つことがチームの目標だと公言している。
クオーターバック(QB)ダック・プレスコットも、高い期待を口にすることを恐れてはいない。むしろ、それを受け入れた上で、自身に残された唯一の目標はスーパーボウル制覇だと語った。
「もちろんだ。それだけが俺に残された目標だ」とプレスコットは現地17日(金)に記者団へ話している。
「ずっとそういう考えでやってきた。カウボーイズという組織とファンが本当に好きな理由もそこにある。ここではスーパーボウル制覇以外に価値はないんだ」
「競争者である以上、それが当たり前の考え方だ。ファンでも、選手でも、コーチでも、そういう考えを持っていないなら、この世界に向いていないと思う。正直、そんな人にはチームにいてほしくない。俺はそういう期待を背負うのが好きなんだ」
こうした期待は毎年カウボーイズにつきまとう。しかし、最後にその期待へ応えたのは1995年シーズンだった。トロイ・エイクマン、エミット・スミス、マイケル・アービンを擁した黄金時代のカウボーイズは、4年間で3度目、フランチャイズ史上5度目となるスーパーボウル制覇を成し遂げている。
それ以降、カウボーイズは一度もスーパーボウルを制していないだけでなく、ディビジョナルラウンドを突破したこともない。
現在は2シーズン連続でプレーオフ進出を逃しており、ポストシーズンで最後に白星を挙げたのも、ワイルドカードラウンドを制した2022年シーズンとなる。
それでもプレスコットは、2026年シーズンはスーパーボウル制覇を狙える戦力が整っていると確信している。
「もちろんだ」とプレスコットは答えた。
「毎年そう思ってシーズンに臨んでいるけど、去年のようなシーズンを経験して、あれだけの攻撃力があるところに必要な変更も加えた。それに素晴らしい守備コーディネーター(DC)も迎えたし、俺たち自身も何をやるべきか分かっている」
2025年シーズンのカウボーイズは、オフェンスが得点7位、総獲得ヤード2位とリーグ屈指の成績を残した。一方で、ディフェンスは失点でリーグ最下位に終わり、大きな課題となった。
プレスコットは、オフェンスのタレントと連係は今季も維持されると考えている。それに加え、新たに守備コーディネーターへ就任したクリスチャン・パーカーや、新戦力の加入によってディフェンスも改善されると期待を寄せた。
実際にどうなるかはまだ分からない。それでも、トレーニングキャンプ開幕を前に、チームが掲げる目標はスーパーボウル制覇以外にない。
今回の発言は、プレスコットがライブ配信で語った内容について改めて質問を受けた際のものだ。
その配信でプレスコットは、カウボーイズの一員であること、そしてカウボーイズファンを愛している理由は、「スーパーボウル制覇以外は失敗」という価値観を共有しているからだと語っていた。
もっとも、その考え方に従えば、カウボーイズは30年間にわたって失敗を繰り返していることになる。それでも、プロボウル選出4回を誇るプレスコットは新たなシーズンを迎えるたびに、ロンバルディトロフィーへの希望と夢、そして高い期待を抱き続けている。
【R】



































